goodroomが描く「新しい暮らし」とは?
2025年3月期に向けて、gooddaysホールディングス株式会社の子会社であるグッドルーム株式会社(以下、goodroom)が大規模なプロジェクトを発表しました。彼らは、今後3年間で500室の新規開設を含む、累計700室の運営を目指しています。この試みは、遊休不動産をリノベーションし、単なる「住まい」だけでなく、生活全体を豊かにする場を創造しようとするものです。
goodroom residence が願う新しい暮らし方
goodroom residenceは、リノベーションにより変身させた居住空間だけではなく、ワークラウンジやシェアキッチン、更にはサウナなどの共用スペースを設定しています。この構想は、【新しい暮らし】と【働き方】を融合させることを目的としており、居住者にとっての新たな価値を生み出しています。特に、今後開業予定の戸塚エリアにある180室は、goodroomの最大規模の施設になるため、注目が高まります。
また、goodroomは株式会社良品計画との間で覚書を締結しており、これによりリノベーションの質とバリエーションが更に向上できる環境が整いつつあります。最近の取り組みとして、東急不動産との提携で、サウナとワークスペースが融合したサブスクリプション型マンスリーマンションの開業も2024年4月に計画されているなど、斬新なアイデアが続々と実現しています。
遊休不動産の有効活用へ向けた戦略
goodroomは今後もリノベーションにのった遊休不動産を強化する戦略を掲げています。(1)遊休不動産のリノベーションを通じて新しい価値を、(2)マスターリース契約による運営の実施を進め、様々な利活用シーンに対応できる环境を整えていく考えです。これによって、全体の稼働率も90%程度に下がり込むことなく維持されている状態を保っています。
もちろん、この計画には資金調達の面でも新たな道が模索されています。私募ファンドやひいてはファンド組成などを通じて、最適なバランスシートの管理と資金の循環を促進し、持続的な成長を目指す考えです。特に、サブスクリプション形式のプラットフォーム化を進め、顧客基盤の拡大を視野に入れています。
国内外での展開を視野に
これらの取り組みを通じて、goodroomは2027年3月期には2,000室の達成を目指してさらに加速していく意向です。グローバルな展開へも視野を広げ、国内だけでなく国際的な事業展開を志向している様子が伺えます。これには、生活環境をさらに改善し、多様なニーズに応えるための新しいサービスやプロダクトの開発が必要だとされています。
新しい暮らし方を提案するgoodroom residence。今後の展開に多くの期待が集まっています。