新たなデータ保存基盤
2026-06-30 14:02:21

デジタル病理画像の長期保存に向けた新たな取り組みが始動

デジタル病理画像の保存を支える新基盤の検証がスタート



東京大学大学院医学系研究科とNTT東日本が、デジタル病理画像を安全かつ効率的に保存するための基盤構築に向けた検証を2026年7月下旬から開始します。この取り組みは、「リモートバイオDXプロジェクト」の一環として進められ、デジタル病理分野における医療・研究データの保存と活用が目的です。

背景:データドリブン社会の進化に応える



生成AIの発展やデータドリブン社会の到来に伴い、医療分野においてはデータを長期的に確実に保存し、将来的に有効活用するニーズが高まっています。特に病理分野では「一人病理」と呼ばれる病理医が一名しか存在しない医療機関も多く、診断業務の負担や人材不足が顕在化しています。そのため、病理標本をデジタル化し、遠隔診断やAI解析に活かす「デジタル病理」の推進が急務です。

検証の具体的なアプローチ



今回の検証は、東京大学が蓄積した病理分野の知見に基づき、病理画像データを用いて行います。このデータは、NTT東日本の閉域ネットワークを通じ、安全にアクセスできる環境を整備し、さらに日本IBMの「IBM Storage Deep Archive」を活用した長期保存の実現を目指します。この技術は、強力なデータ管理能力を持ち、最大61PBまで保存可能です。

AI解析を見越したデータの取り扱い



検証では、デジタル化した病理画像を用いて長期保存や検索・取り出し、AI解析を考慮したユースケースも検証します。将来的なAIの解析や再解析に伴い、病理データの効率的な利用が期待されるため、検証した知見は、他の医療・研究データに対する応用についても検討されます。

今後の展開と地域社会への貢献



今後、検証の成果をもとにデジタル病理分野での汎用性を高めていきます。そして公共分野の公文書や企業データのバックアップとしても応用を考慮しています。この取り組みを通じて、医療の質向上や地域社会における持続的発展に寄与することを目指します。

まとめ



この新たなデータ保存基盤の構築は、AI時代における医療と研究の進展を支え、地域や産業の発展に貢献することが期待されます。今後も東京大学とNTT東日本は、科学技術の進歩に寄与し、医療界のリーダーシップを発揮していくことでしょう。


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会社情報

会社名
NTT東日本株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

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