RUN.EDGEの映像分析アプリ「FL-UX」に新機能追加
1. イントロダクション
RUN.EDGE株式会社が開発した「FL-UX(フラックス)」が大きな進化を遂げました。映像編集・分析・共有が可能なこのアプリに、新たに「トラッキングスケッチ」という機能が登場しました。これは、選手の動く姿にスケッチが自動で追従されるもので、指導者が意図するところをよりスムーズに選手に伝える手助けをします。これにより、従来の映像分析の課題を克服し、活用の幅を広げることが期待されています。
2. アップデートの背景
これまでのスケッチ機能は、静止したシーンに矢印や図形を描くスタイルが主流でした。動いている選手やボールに対しては、別のシーンでテキストを補足したり、コマ送りで描き直すのが常でした。これは時間がかかり、伝えたいメッセージが不明確になる要因ともなっていました。しかし、新機能「トラッキングスケッチ」により、一度描いた図形が選手の動きに合わせて流れるように動き続け、指導者の意図を直感的に表現することが可能になりました。
オフライン・オンライン双方に対応
この機能は、オフラインでもオンラインでも快適に利用できるため、インターネット環境に左右されることなく、スムーズな運用が実現できます。つまり、場所を選ばない利便性が高まるのです。FL-UXは、これからもスポーツの現場からの要望にこたえ、さらなる機能強化を図っていく予定です。
3. ユーザーの声
この新しい機能をいち早く体験したユーザーの反応は好評です。ある高校サッカー部の監督は、「トラッキング機能は難しそうに見えましたが、使いやすさはそのままで驚いています。選手の関心も高まり、意図が伝わりやすくなりました。」と述べています。また、Jリーグクラブのアナリストは「映像を使ったミーティングの質が向上し、チーム全体の共通認識が速やかに形成されるようになりました。」とコメントしています。
さらに、大学バスケットボール部のコーチも「ハーフタイムでの説明時間が短縮され、リアルタイムのフィードバックが劇的に向上しました。」とその効果を実感しています。このように、フィールドでの実際の指導やコミュニケーションにおいて、大きな進展が期待できるのです。
4. 実現する新機能
「トラッキングスケッチ」によって実現される機能は以下の通りです。
- - 動きに追従するスケッチ描画:選手の動きに合わせて描画が滑らかに追従します。これまでのように何度も描き直す必要がなく、直接的な表現が可能です。
- - 直感的な操作性:シンプルな操作性を維持しつつも、これまで以上に直感的な使用感を実現しました。
- - 試合中のリアルタイム活用:試合中に気になる瞬間を即座にタグ付けし、トラッキングスケッチを追加することでリアルタイムなフィードバックが可能になります。
5. 今後の展望
この新機能の導入は、令和8年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)サッカーやバスケットボールの試合でも活用される見込みです。FL-UXを導入した15チームがこの大会に出場し、戦略や分析の質を向上させることが期待されています。今後もRUN.EDGEは、スポーツの現場における革新を追求し続け、多くのチームを支えていくことでしょう。
トラッキングスケッチ詳細説明ページ
6. RUN.EDGEについて
RUN.EDGEは、富士通の映像技術事業から独立したスタートアップ企業です。「社会活動をアップデートする」というミッションのもと、映像分析技術を使用して新たな体験や文化の創造に取り組んでいます。野球向けのアプリ「PITCHBASE」をはじめ、横断的に様々なスポーツに対応した「FL-UX」を開発。これまで400チーム以上で利用され、国内外でも多くのシェアを獲得しています。今後もスポーツ領域だけでなく、ビジネスシーンや製造業でも映像技術を活用し、新しいソリューションを提供していく予定です。