未利用スペースを活用した物流危機の対策が進化
株式会社Every WiLLが展開する無人の配達スポット『トリイク』が、物流危機解決への一助として注目を集めています。この取り組みは、国土交通省と連携し進められた実証事業によって、その公共性と有用性が証明されました。
1. 物流危機の背景
日本の物流業界は、人口減少やEコマースの急成長に伴う深刻な人手不足に直面しています。国の試算によると、2030年には最大で約25%の輸送力が不足する恐れがあるとされています。この状況を受けて、国は「総合物流施策大綱」に基づき、物流の効率化を図るための多様な受取拠点の整備を進めています。
2. 『トリイク』の実証事業
Every WiLLは2025年の国土交通省の『多様な受取方法等の普及促進実証事業』において、未利用スペースに『トリイク』を設置する実証実験を行いました。実施場所は大阪の梅田や福岡の北九州などで、駅や店舗が持つ狭い未利用スペースを活用しました。これにより、再配達の削減やドライバーの労働時間の低減などが期待されていました。
3. 実証結果の概要
結果として、再配達率は5%超の削減に成功し、ドライバーの労働時間も4.33%削減。加えて、トリイク利用者の95%以上がその継続利用を希望する高評価を得ました。また、最新のAIカメラによる安全管理により、盗難事件も発生していません。
3.1. ユーザーからの高評価
利用者へのアンケートでは、トリイクの便利さや安全性に関する評価が高く、実際に近隣店舗での「ついで買い」が発生し、店舗の売上も増加子される結果をもたらしました。
4. 今後の展望
Every WiLLは、国土交通省が掲げる「2030年までに自宅以外の荷物受取りを50%にする」という目標達成に向け、様々な関係者と連携を強化していく考えを示しています。これにより、全国規模での物流の持続化と地域活性化を図る意向です。
5. まとめ
『トリイク』は、未利用スペースを有効活用することで、物流の効率化をサポートし、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。今後の展開に注目です。
会社情報
会社名: 株式会社Every WiLL
所在地: 東京都新宿区西早稲田1-22-3
代表者: 須藤俊明
設立: 2024年10月
事業内容: 置き配スポット『トリイク』の開発・運営等
URL:
everywill-jp.com
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