日本体育大学医療専門学校の学生が歯科衛生の実習を北海道で体験

日本体育大学医療専門学校の実習報告

日本体育大学医療専門学校の歯科衛生コースに通う学生たちが、この夏、北海道の網走市にある日本体育大学附属高等支援学校で特別な実習を行いました。この実習では、生徒たちに正しい歯磨きの方法を教えるとともに、様々な交流活動を通じて、実践的な学びを深めました。

実習の内容

実習は、まず口腔に関する講義から始まりました。参加した学生たちは、歯科衛生士としての専門知識を基に、支援学校の生徒たちが普段使用している歯ブラシを使った正しい歯磨きの指導を行いました。この指導では、実務に即した方法を取り入れることで、生徒たちにとって自分自身の歯磨きを見直す良い機会を提供しました。

次に、支援学校の授業にも積極的に参加し、様々な実習を体験しました。例えば、ビルメンテナンス実習ではモップの絞り方を学び、木工実習では木材を使ってオリジナルのコースター作りに挑戦しました。また、放課後には生徒たちとの交流を深めるため、部活動にも参加しました。

地域文化の体験

実習の合間には、網走監獄の見学や北海道の美しい自然を体験する活動も行われました。これにより、学生たちは地域文化への理解を深め、貴重な経験を得ることができました。

参加者の声

この実習に参加した学生たちは、自身の成長を実感できたと口を揃えています。「実習を通じて、生徒さんの学年に合わせてわかりやすく伝える工夫の大切さを学びました。」と一人の学生が語り、「支援学校の授業に参加し、普段は体験できない学びを得られました。」と別の参加者も振り返りました。これらの声からも、専門的な知識とともにコミュニケーション力を磨く大切さが浮き彫りとなっています。

今後の展望

この実習は、歯科衛生士を目指す学生たちにとって、専門知識を実践する場であり、同時に人とのつながりを深める機会でもありました。日本体育大学医療専門学校では、今後も地域と連携しながら、医療人材の育成に努めていく所存です。このような実習を通じて、学生たちが抱く医療への情熱を育み、社会で活躍できる力を身につけるサポートを続けていきます。

（日本体育大学医療専門学校の概要は以下の通りです）

- 名称: 日本体育大学医療専門学校
- 校長: 富田美穂子
- 創立: 1973年
- 所在地: 東京都世田谷区用賀2-2-7
- URL: 公式サイト