大正大学附属図書館が読書推進フォーラムを開催
大正大学附属図書館が主催する「令和8年度 読書推進フォーラム」が、2026年9月26日(土)に東京都豊島区の大正大学で開催される。このイベントは、大正大学の創立100周年を祝う事業の一環として行われ、参加者に読書の重要性を再考する機会を提供する。
このフォーラムは、2001年に施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」が制定から25年を迎えることを記念して企画された。法律の目的に基づき、全国の教育機関や図書館が行ってきた読書活動の重要性を再確認し、高校生を中心に依然として低迷している読書率の改善に向けた取り組みの一環となっている。
現代のデジタル社会においては、紙の本を含む文字や活字に触れる機会が減少しており、読書を通じて思考力や表現力を育てることの意義が高まっている。本フォーラムでは、幼児から高校生までの読書と言葉の学びに焦点を当て、多様な視点からの意見交換が行われる予定である。これにより、参加者は読書環境の整備や文字文化の推進について深く考えると共に、より良い読書活動の未来を模索する場となる。
フォーラムの詳細
- - 日時: 2026年9月26日(土)13:30~17:35(開場13:00)
- - 場所: 大正大学 8号館4階 礼拝ホール
- - 定員: 120名
- - 参加費: 無料
- - 主催: 大正大学附属図書館
- - 共催: 公益財団法人 文字・活字文化推進機構
このフォーラムは、多くの団体からの後援を受けており、読売新聞社や学校図書館関連団体も協力するなど、広範な協力体制で運営される。また、他の業界からも協力が寄せられており、一般社団法人YA出版会や紀伊國屋書店などが協力団体として名を連ねている。
プログラム内容
フォーラムのプログラムは多彩で、開会式の後には著名な講演者による講演が行われる。特に注目されるのは、翻訳家で法政大学名誉教授の金原瑞人氏による記念講演である。その後、公益財団法人 文字・活字文化推進機構の理事長であり読売新聞グループの代表を務める山口寿一氏と、大正大学地域構想研究所の片山善博氏によるキー・ノート・スピーチが行われる。
続いて、著名なシンポジストによるシンポジウムが開催され、直木賞受賞作家の永井紗耶子氏、文教大学教授の藤森裕治氏、YA出版会代表理事の西村安曇氏、元東京都公立小学校長の関口修司氏が参加予定だ。コーディネーターは大正大学の教授である稲井達也氏が務める。
モデルケースとしての大正大学
大正大学は、四宗派共同設立の大学であり、創立からの「智慧と慈悲の実践」という理念のもと、仏教に基づいた教育を展開している。この理念に基づき、読書活動を通じた思考力や表現力の育成が期待され、学生たちに豊かな学びの場が提供される。本フォーラムを通じて、未来を担う若者たちの読書習慣が根付くことを願う。
このイベントへ関心のある方は、公式ウェブサイトから申し込むことができる。参加は無料だが、定員があるため早めの申し込みをおすすめする。