2026年卒内定率
2025-10-29 14:26:52

2026年卒大学生の就職内定率は92.3%、過去4年で堅調な推移を見せる

2026年卒大学生の就職内定率は92.3%、堅調な推移



株式会社キャリタスが発表した2026年3月卒業予定の大学生の内定状況によると、10月時点での内定率は92.3%となっています。これは過去4年連続で9割を超える数字であり、特に注目すべきは、前回調査から5ポイントの上昇を見せた点です。前年の93.1%にはわずかに届かないものの、依然として高い水準を維持しています。

調査の背景



この調査は、2025年10月2日から9日まで実施されたもので、全国の大学4年生や大学院修士課程の学生1,040名が回答しました。調査結果からは、現代の学生がどのような就職活動を行っているのか、今後の動向が見えてきます。

内定の状況



内定率のデータによれば、就職先が決まっていない学生の58.8%が「就職先が決まるまで活動を続ける」と述べており、特に理系学生は多くが大学院への進学を選択する傾向にあるようです。

さらに、内定を得た学生が何らかのインターンシップに参加していた割合は50.7%に達しており、過去の調査結果と比較しても高い数字を記録しています。このように、実践的な経験が重視される傾向が見受けられます。

企業のフォローアップ



内定後のフォローについては、企業に望む頻度は「毎月」が最も多く38.6%、次いで「隔月」が29.1%を占めています。これからの就職活動においても、内定者へのサポートや研修の充実が求められていることがわかります。

中小企業への応募状況



中小企業を対象にした面接を受けた学生は全体の49.7%であり、前年に比べて減少しています。学生一人あたりの平均応募社数は2.2社ですが、この数字は今後の就職戦線において課題となります。

地元就職と費用の増加



地元外から進学した学生のうち、Uターン就職の割合は21.1%に達しています。この数字は、学生が地元での就職を重視していることを示しています。また、就職活動にかかる費用は平均80,186円で、前年よりもやや増加していますが、交通費は減少していることが報告されています。

このように、2026年卒業予定の大学生は比較的良好な内定率を示しており、今後も彼らの動向から目が離せません。詳細な就職活動の実情については、以下のリンクから確認できます。

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会社情報

会社名
株式会社キャリタス
住所
東京都文京区後楽2-5-1
電話番号
03-4316-5500

トピックス(経済)

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