weMORIの挑戦
2020-09-30 18:09:16

weMORIが日本財団ソーシャルチェンジメーカーズに採択、環境再生への第一歩

近年、地球の環境問題が深刻化する中、私たち一人一人の小さな行動が非常に重要であることが再認識されています。そんな中、環境アクティビストの清水イアン氏を中心に2019年に発足した「weMORI」は、森林環境の再生を目指すチームとして注目されています。この度、weMORIは日本財団ソーシャルチェンジメーカーズ第3期の参加チームに選ばれ、環境保護の活動をより一層強化することとなりました。

weMORIのビジョンは、再生型社会の実現です。その実現に向けて、私たちは「weMORI」という独自のアプリを開発しました。このアプリは、世界初の森林アクション専用プラットフォームとして、誰もが簡単に参加できる仕組みを提供します。具体的には、森林保護や再生に向けた寄付を手軽に行える機能が備わっており、ユーザーは親しみやすい行動として「ワンタップ寄付」を通じて環境保護に貢献することができます。これにより、日常生活の中で森林アクションを積極的に推進することが可能となります。

weMORIのアプリ開発の背景には、昨年、アマゾンやオーストラリア、インドネシアで発生した森林火災が大きく影響しています。これらの出来事から、私たちは生物多様性の重要性や、森林の減少がもたらす未来への危機感を強く感じました。ですので、私たちは「森林を守り、新たに育むこと」の重要性を説き、これを私たち全員の行動として呼びかけているのです。

weMORIが提供する機能は非常にシンプルですが、多くの人々にとって大きな影響をもたらすものです。アプリ内には「森林コミュニティ機能」があり、ユーザーは学生団体や企業と連携し、目標とする寄付金額を設定して、コミュニティとして森林保護のチャレンジに取り組むことが可能です。加えて、「森林ダッシュボード」機能では、寄付によって復活した森林面積やその生息環境に生きる生物についての情報が、視覚的に確認できるようになっています。これにより、参加者は自らの行動がどのように森林を守ることにつながっているかをリアルタイムで実感することができます。

さらに、weMORIチームは国際的なメンバーの協力によって成り立っています。日本だけでなく、英国やノルウェー、ニュージーランド、アメリカ、シンガポール、コロンビアなど、様々な国からボランティアとして参加している若手のメンバーが集まり、実践的なアクションを起こしています。また、専門家やアドバイザーと連携しながら、彼らの知識や経験を活用しています。これにより、未来を再生に向けた動きに変えていくというビジョンを共にしています。

今年の7月には、そのアプリ開発のためにクラウドファンディングを行い、期待を超える766万円の支援を788名の支援者から受け取ることができました。これから、英語版アプリが今年中に、そして日本語版が来年の2月頃にはアプリストアでのダウンロードが可能となる予定です。

weMORIは、企業とのタイアップや広告枠の提供も視野に入れていますので、興味のある方はお気軽にご連絡してください。皆で力を合わせて、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。

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