デクセリアルズ、革新的なソリューションで世界をリード
デクセリアルズ株式会社が、このたび株式会社富士キメラ総研の調査により、7年連続で世界シェアNo.1を獲得したことが発表されました。この調査は2026年のディスプレイ関連市場に関するもので、同社が製造・販売する異方性導電膜(ACF)、反射防止フィルム(ARF)、光学弾性樹脂(SVR)の3つの製品が評価されました。デクセリアルズは電子部品や接合材料、光学材料の開発・製造・販売を手掛ける機能性材料メーカーです。
1. 世界シェアNo.1技術の実績
異方性導電膜(ACF)は、ノートPCや車載ディスプレイに使用されるフィルム状の接合材料です。この技術により、高密度で微細化が進むディスプレイ接続を支えており、特にスマートフォンのフレキシブルOLEDディスプレイにおいてはデファクトスタンダードとなっています。現在、さらに需要の拡大が見込まれ、栃木県鹿沼市に新しい工場が建設中です。
反射防止フィルム(ARF)は、スパッタリング技術を用いて製造されています。このプロセスにより、ナノレベルで反射防止層を制御することができ、特に自動車市場において大型ディスプレイのニーズが高まっています。また、フォルダブルディスプレイ市場に向けた製品開発も活発に行われています。
光学弾性樹脂(SVR)は、ディスプレイ内部の接着剤として機能し、高い視認性を持っています。特に車載ディスプレイでの需要が急増しており、親会社の栃木事業所にあるASラボと連携して積極的なソリューション提案を行っています。
2. デジタルインフラを支える技術
デクセリアルズは、中期経営計画のリフレッシュを発表し、フォトニクス事業の拡大にも注力しています。これは、スマートフォンやノートPC、さらには自動車ディスプレイなどのデジタルインフラを支えるための重要な投資です。新たな需要に対応するため、積極的に設備投資を進めています。
デジタル化が進む中、同社はAIの普及を背景に、データセンターやフォトニクス、自動車領域における新しいソリューションの創出を加速しています。これにより、同社の収益基盤も強化される見込みです。
3. 企業の持続可能な成長
デクセリアルズは、持続可能な社会の実現に向けて、デジタル・テクノロジーの進化に繋がる製品やソリューションを提供することを目指しています。新家由久社長は、同社の経営理念である「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。」を掲げ、企業価値の向上を図っています。これからも変化する社会環境において、社会課題の解決に寄与することで、持続的成長を実現することを目指しています。
まとめ
デクセリアルズは、顧客との共同開発や技術検証を通じて、最先端の製品を提供し続けています。今後も同社の活動にはますます注目が集まることでしょう。それでは、テクノロジーの進化とともにデクセリアルズの新たな挑戦に期待したいと思います。