JoyPixが自然な対話を実現！AIリップシンク機能「Motion-2-Dialog」を発表

JoyPixが新しいAIリップシンク機能を発表

合同会社JoyPixが新たに発表した「Motion-2-Dialog」は、静止画から高品質な対話動画を生成する革新的な機能です。この新機能は、2025年12月18日（木）より正式にリリースされます。AIによるコンテンツ制作ツール「JoyPix.AI」を運営する同社は、この機能を通じて、よりリアルな会話シーンを表現することを目的としています。

開発背景とコンセプト

これまでのAIリップシンク技術は、多くの進展を遂げてきましたが、複数キャラクターの自然な会話を生成することには技術的な課題が残されていました。JoyPixは、自社の人気AIリップシンクエンジン「Motion-2」を基に、対話に特化したアルゴリズムを開発。感情表現や会話のテンポ感を重視し、まるでリアルな会話が繰り広げられているかのような動画を実現しました。

主な特長

1. 自然な「掛け合い」を実現

興味深いのは、単調なアバター動画に見られる欠点を克服した点です。「Motion-2-Dialog」は、人間同士や動物同士のコミカルな会話も、違和感なく再現できるよう設計されています。

2. クリエイターの意図を反映する調整機能

この機能は、単なるセリフの読み上げに留まらず、各セリフに対して声色や感情を細かく設定できる特長があります。怒り、喜び、悲しみなど、シーンに応じた感情選択が可能です。

3. 柔軟な入力源と演出オプション

JoyPixは、テキストだけでなく音声ファイルやその場での録音にも対応しており、動きやポーズの指定も可能です。これにより、よりダイナミックで魅力的なシーンを生成できます。

活用事例

「Motion-2-Dialog」を活かすことで、ビジネスからエンターテインメント分野に至るまで幅広くアイデアが広がります。たとえば、マーケティングにおいては商品紹介の自然な対話を生成し、教育や解説動画では先生と生徒の対話形式を用いて視聴者の理解を促進できます。さらには漫才やコント動画の生成にも利用可能です。

使い方は簡単！3ステップで動画作成

この機能は直感的に扱えるUIが整っており、誰でも簡単にプロクオリティの動画を作成できます。
1. 画像のアップロード：2人の人物や動物が写った画像をアップロードします。
2. セリフと感情の編集：キャラクターに話させたい内容を入力し、声質や感情を選択します。
3. アクションやポーズを指定し生成：必要に応じてアクションやポーズを指定し、「動画を生成」ボタンを押します。