横浜ベイブルーイングが缶ビールを初発売
横浜ベイブルーイング株式会社は、2025年7月15日(火)から、自社初の缶ビールシリーズを展開することを発表しました。この新シリーズには、世界的に著名なビール審査会である「ワールドビアカップ2025」において金賞と銀賞を受賞した「ベイピルスナー」と「ゆずヴァイス」が含まれるなど、品質の高いビールが揃っています。
世界が認めるクラフトビール
2011年に創業した横浜ベイブルーイングは、創業以来「世界一のピルスナーをつくる」ことを目指してきました。代表の鈴木真也氏は、横浜のクラフトビール文化を先導する存在であり、多くの試行錯誤を経て、ピルスナーの本場であるチェコの国際大会でアジア初の金賞を獲得するなど、国内外でその才能を証明してきました。2025年のWBCでは、「ベイピルスナー」が金賞を、「ゆずヴァイス」が銀賞を受賞し、その名を確固たるものにしました。
缶ビールの背景と品質へのこだわり
缶ビールの構想は実は2016年から進められており、時間をかけて製造スペースの確保や設備導入、テスト醸造を行ってきました。缶の特性を活かしながら、常温流通と輸出を見越した品質保持技術の開発にも取り組んでおり、ピルスナー特有のデリケートさをしっかりと保つため、製造環境や微生物制御などに関しても徹底した研究と改善を行ってきました。
日常で楽しむクラフトビール
今回の缶ビールは、従来の樽やボトルの提供方法に加え、より多くの日常シーンで楽しんでもらうためのカジュアルなスタイルとしての展開です。缶パッケージは、軽量で持ち運びやすく、ビールの鮮度を保つ特性も備えているため、おうち時間や公園、レジャーなど様々なシチュエーションで手軽に楽しめます。さらに、缶ビールシリーズも丁寧に届けたいという思いから、ラベルデザインにも気を使い、視認性と個性を融合させた新しいデザインに仕上げています。
新商品のラインナップ
缶ビールシリーズは、以下の4種類が初回製造本数各1000本限定で登場します。すべてのビールが350mlのサイズで販売され、魅力的な価格設定がされています。
1. ベイピルスナー(WBC2025 金賞受賞)
深みのある黄金色の本格派ピルスナー。チェコ産ザーツホップのアロマとカラメルの香りが絶妙に融合した、まさに世界が認めた一杯です。
2. ゆずヴァイス(WBC2025 銀賞受賞、WBC2024 金賞受賞)
神奈川県産ゆずを使用したフルーツヴァイツェン。さっぱりとした口当たりと豊かな香りが絶妙なバランスを生み出しています。
3. ベイヴァイス
まろやかで飲みやすいヘーフェヴァイツェンスタイル。日常の食事に寄り添うビールとしてもおすすめです。
4. ベイダーク
ローストモルトの香り豊かなダークラガー。一見重厚に見えますが、軽やかな飲み口が魅力です。
これからの展望
横浜ベイブルーイングは、2025年に創業から15年を迎えます。ビール業界の未来を切り拓くべく、地域密着の取り組みを続ける中で、新たな挑戦として缶ビールシリーズの発売を開始します。地域とカルチャーをつなぐ活動を通じて、地元・横浜を「世界に通じるクラフトビアシティ」にするという大いなるビジョンに向かって邁進していきます。
この新たな一歩に、どうぞご期待ください。