新ラベル誕生!
2021-06-23 12:00:05

秋田あくらビールが美術大学とコラボし新ラベルデザインを発表!

秋田県に位置する「秋田あくらビール」は、1997年に設立され、以来地域のクラフトビールをけん引してきました。この醸造所は、かつて1860年から1944年まで清酒を製造していた蔵を改修し、今もなお、秋田駅からのアクセスが良い旧市街地にてビール製造を行っています。創業当初はドイツのビアスタイルを踏襲しつつ、最近では多彩な原材料を取り入れ、ジャーマンスタイルのビールはもちろん、アメリカ風のIPAなど、カテゴリーにとらわれないスタイルを展開しています。 その成長を象徴する出来事の一つとして、2021年に「なまはげIPA」がドイツでの審査会「フランクフルト・インターナショナル・トロフィー」にて金賞を獲得したことがあります。

新ラベルデザインへのこだわり


この度、秋田あくらビールは、新しいラベルデザインを発表しました。デザインへのアプローチには、秋田公立美術大学のコミュニケーションデザイン専門の学生たちが関わり、16の異なるデザイン案の中から一つが選ばれました。

新たなラベルは「傘」をアイキャッチにした統一感のあるデザインが特徴です。「傘の下…想像力を掻き立てる空間」と名付けられたそのデザインは、飲み手に向けてのメッセージが込められています。飲み手がこの傘の下で想像力をもって多様なスタイルのビールを楽しんでほしいという願いがあります。従来のラベルは、商品ごとに社内で製作されており、スタイルがバラバラで古くささが感じられるものでしたが、新しいデザインによって洗練された印象を打ち出しています。

これにより、秋田県のお土産としてだけではなく、幅広い層のお客様に魅力を感じていただけることを目指しています。特に、SNSでの拡散や若い世代の取り込みを意識し、新しい購入層を開拓していくスタンスが伺えます。

特徴あるビールのラインアップ


新しいラベルデザインが施されたビールは、各種それぞれに個性があり、どれもが独自の魅力を持っています。ここでは、数種のビールについて簡単に紹介します。

1. 秋田美人のビール
横手産IBUKIホップを100%使用したミュンヒナーヘレススタイル。スッキリとした飲み口と、ポリフェノールの残存が特徴です。

2. あきた吟醸ビール
秋田市産のあきたこまちを使用し、甘やかでフルーティな香りを楽しめる酒イーストビール。2018年から2020年にわたりインターナショナルビアカップ金賞を受賞しました。

3. あきたこまちIPL
あきたこまちの使用と四種類のホップにより、フローラルな香りとしっかりとした苦味のバランスが楽しめます。

4. 古代米アンバー
珍しい古代米を使用したスペシャリティビール。見た目のスッキリ感とは裏腹に、旨味成分がギュッと詰まった味わいです。

5. なまはげIPA
フルーティで強い苦味が特徴の人気ナンバーワンビール。地元産のホップとニュージーランド・アメリカ産ホップのコラボレーションがもたらす豊かな香りが印象的です。

結論


秋田あくらビールは新しいラベルデザインと共に、従来の価値観を超えて多様性を持つビールを展開し続けています。今後も地域の特産を活かしながら、多くの人々に愛されるビールを生み出していくことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社あくら
住所
大町一丁目2番40号
電話番号
018-862-1841

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