海外で写真をデータ化する新サービス "節目写真館"
株式会社フォトバンクが運営する「節目写真館」が、このたび新たに日本国内でのプリント写真をベトナムへ輸出し、現地の工場でスキャンするサービスモデルを開始しました。これにより、日本初の試みとして、海外での写真データ化が実現しました。
独自のスキャンサービス
「節目写真館」は、アルバムやプリント写真、ネガフィルムなどをスキャンする特化型インターネットサービスです。リーズナブルな価格で提供され、多くのユーザーから支持を得ており、その結果、シェアNo1を獲得しています。たとえば、アルバムのスキャンは1冊1980円という手頃な価格で提供されており、さらに日本橋三越本店でもサービスを行っています。その品質は高い評価を受け、顧客からの信頼も厚いです。
ベトナムでのスキャンセンターの設立
今回の新サービスに伴い、フォトバンクはホーチミン市内のタントゥアン輸出加工区にベトナム法人およびスキャンセンターを設立しました。ベトナム政府や税関と連携し、安全な輸送フローを確立し、温度・湿度管理が可能なコンテナを用いて写真を保護する工夫も施されています。これにより、資料が劣化する心配がなく、安心して利用できる環境が整っています。
写真データ化の背景
近年、写真のデータ化に対するニーズが急激に高まっています。その要因の一つとして、日本が経験した2011年の東日本大震災が挙げられます。この震災により、多くの写真が流失し、現在も見つかっていないものが多数存在しています。ボランティア団体がこれらの写真を洗浄し、データ化する活動が続く中で、写真の保管方法を見直す人々が増えています。
シニア層の遺産相続ニーズ
また、近年ではシニア層の間で終活としての生前整理に注目が集まっており、過去に撮影した写真の取り扱いに悩む声が多く聞かれます。「紙の写真をそのまま子供に渡すことができない」といった声が多い中、データ化することで軽やかに写真を引き継げることに価値を見出す方々が増えています。
クラウドサービスの進化
さらに、クラウドサービスが普及したことで、安価に写真を保存できる環境が整い、多くの人々が写真データ化に取り組むようになりました。特に、若年層においても、過去の紙の写真をデータ化して保存したいというニーズが高まっています。
会社概要とお問い合わせ
株式会社フォトバンクは、東京都渋谷区に本社を構え、2010年に設立されました。写真に関するWebサービスを提供し、国内外で様々な取り組みを進めています。
「節目写真館」を通じたこの新たなサービスは、今後多くの人々にとっての貴重な思い出を守る手段となることが期待されています。
本リリースに関するお問い合わせは、株式会社フォトバンクの側高英俊(そばたかひでとし)までご連絡ください。E-mail:
[email protected]、TEL:03-6416-9504で承ります。