京都新設のシェアラボ「Share Lab EVER SHIMOGAMO」、2025年始動！

新たな研究が可能になるシェアラボ

京都市左京区下鴨に、ライフサイエンスやバイオテクノロジー、化学、食品技術など様々な分野の研究を支援するためのシェア型ウェットラボ「Share Lab EVER SHIMOGAMO」が2025年4月に開設されます。この施設は、P2/BSL2対応の高度な実験環境を備え、多様なニーズに対応することで、研究者やスタートアップ企業、大企業の新規事業部門などが利用することができます。

研究環境の新しい選択肢

近年、再生医療、ナノテクノロジー、環境科学などの分野は急速に進展していますが、高度な実験設備が整った研究環境は限られています。特に京都市内では、実験用スペースが不足しているため、研究開発に取り組む研究者や企業にとっては大きな課題です。このような背景を踏まえ、EVER株式会社は「Share Lab EVER SHIMOGAMO」を開設し、イノベーションの促進を目指しています。

提供されるサービス

「Share Lab EVER SHIMOGAMO」では、以下のようなサービスを提供します。

- 高度な実験環境: 最新の実験設備と安全管理体制を整備し、ライフサイエンスや化学分野の研究開発に適した環境が整っています。
- 柔軟な利用プラン: 短期から長期まで、利用者のニーズに応じたプランが用意されており、契約の柔軟性が高い点が特徴です。
- 起業支援・投資相談: スタートアップ企業向けに起業支援や投資相談を行い、事業の成長をサポートします。
- ネットワーキング機会: 研究機関や企業との連携を促進し、共同研究や情報交換の機会を提供します。

施設の詳細

「Share Lab EVER SHIMOGAMO」の総面積は200㎡で、29の実験ベンチが用意されます。また、ラウンジやカフェエリア、オンライン面談ブースなども完備されています。個室オフィスも利用可能で、利用者のニーズに応じたフレキシブルなサービスを展開します。

所在地は〒606-0802 京都市左京区下鴨宮崎町119-1で、アクセスも便利です。叡山電鉄や京阪電車「出町柳」駅から徒歩約6分、京都市営バス「新葵橋」からも徒歩1分の距離にあります。この立地は、京都大学や京都府立医科大学に近接しており、研究機関との連携が容易です。

課題の解決に向けて

「Share Lab EVER SHIMOGAMO」の開設により、研究者やスタートアップ企業は不足していたラボスペースを利用でき、安全で効率的な研究を行うことが可能になります。特にP2/BSL2対応の環境を備えているため、高度なテーマに挑戦する研究者には最適な場所です。

大企業にとっても新規事業開発のためのサテライトラボとしての利用が可能で、研究と事業開発の両面での支援を受けられます。

利用者募集

「Share Lab EVER SHIMOGAMO」では、バイオスタートアップ企業、アカデミアの研究者、大企業の新規事業部門など、様々な利用者を募集しています。詳細や利用方法については、公式ウェブサイトや連絡先を通じて問い合わせが可能です。

お問い合わせについては、下記の番号まで。
TEL：075-706-1133
E-mail：[email protected]

この新しいラボが、ますます多くのイノベーションを生む場となることを期待します。