防災の日に考える、スマホを活用した緊急情報収集法
毎年9月1日は「防災の日」です。この日は、自然災害に備えるための大切な日として、多くの人が防災対策を考えますが、実際の災害発生時に自宅にいるとは限りません。特に東日本大震災の際には、約60%の人々が自宅以外の場所にいたとされています。やはり、自宅の防災グッズだけでは不十分なケースが多いのです。
そこで注目されるのが、スマートフォンです。日常的に手元にあるこのデバイスは、災害時の最大の情報収集ツールとなり得ます。しかし、災害時にスマホを使用する際の大きな課題は「バッテリー切れ」です。映像や動画コンテンツは電力消費が早いため、重要な局面で必要な情報が得られなくなる恐れがあります。
耳防災とは何か?
株式会社radikoは、全国のラジオ放送局と協力して、スマホを利用した省電力での情報収集法「耳防災」を推進しています。これは、スマホの画面を消して音声のみでラジオを聴くことで、バッテリー消費を大幅に抑えるというアプローチです。実際、radikoのラジオは最大で約40時間にわたって再生可能で、動画サービスの約5倍も持続します。これは非常に心強いポイントです。
公開されている「防災ファクトブック」には、外出先での災害に備えた具体的な情報収集法が詳述されています。このファクトブックでは、被災時のスマホ利用を省電力で賢く行う方法が提案されています。
SNSの情報の信頼性
災害が発生した際には、SNSを通じて現地の情報を素早く得ることができる一方で、高い割合で誤った情報が拡散される恐れがあります。NTTドコモの調査によれば、SNS上の災害情報を「信用できる」と感じる人は約20%に過ぎず、半数以上の人がインターネット上でのデマに遭遇した経験があると答えています。だからこそ、SNSだけに依存せず、ラジオのような信頼性の高い情報源へアクセスできるようにしておくことが重要です。
災害時の情報源としてのラジオ
震災が発生したとき、最も役立つ情報源として多くの人が「ラジオ」を挙げています。災害時には、スマートフォンのバッテリーが短くなりがちですが、音声コンテンツは動画に比べて電力消費が少ないため、情報を得やすいといえます。このような理由から、radikoを活用した耳防災が推奨されています。
情報の備えとしてのスマホ
災害は予測できない時と場所で発生します。そのため、自宅に備蓄をしておくことも大切ですが、普段持ち歩いているスマートフォンを、いざという時に役立つ端末にする備えも欠かせません。防災の日を契機に、スマートフォンを用いたラジオ聴取の準備を見直してみてはいかがでしょうか。
radikoの紹介
radikoは、スマートフォンやパソコンでラジオやポッドキャストを無料で聴けるサービスです。過去7日分のラジオ番組をさかのぼって聴ける「タイムフリー」機能、エリアを越えて全国の番組を楽しめる「エリアフリー」機能も搭載されています。2025年には15周年を迎えますが、これからもユーザーとより強い結びつきを目指して様々な音声体験を提供していくことでしょう。自宅の備えだけでなく、日常のスマホを有効活用することで、いざというときに備えた情報収集が可能になります。