御所浦で未来の海を学ぶ!
天草市御所浦にて、次世代を担う小学6年生のための特別なイベント「離島のミライ発掘隊」が、11月22日から24日にかけて開催されます。この取り組みは、日本財団の「海と日本プロジェクト」と連携して進められ、海の未来を考える貴重な機会となるでしょう。
イベントの目的
このプログラムは、地域の伝統を守りつつ、子どもたちに海とその環境の重要性を体験を通じて伝えることを目的としています。御所浦は、今もなお伝統的な漁業が盛んな場所で、その特異な文化や環境への理解を深めるための学びの場となります。参加者は地元漁師と交流しながら、漁業や島文化の魅力を直接感じることができるのです。
学びの内容
イベントでは、いくつかのプログラムがあります。まずは、「恐竜の島博物館」の見学と化石採集体験で、海の自然史について学びます。次に、伝統文化体験として「伝馬船櫓漕ぎ」を行い、島の伝統を体感します。さらに、「漁船乗船とんとこ漁体験」や「魚さばき体験」を通じて、漁業の実際を体験し、地元の漁師たちとの交流を深めることができます。
リラックスした雰囲気の中で、地元住民と共にBBQを楽しみ、島の食文化を味わいます。最後には、学んだことを発表する「未来への提言」を行い、自分たちの学びを振り返る重要な時間を持ちます。
プレ学習会
参加者は、イベント本番に向けて士気を高めるため、10月18日にKABで顔合わせを行いました。ここでは、御所浦島についての基礎知識を学習し、イベントに向けた心構えを整えました。このように、事前準備から参加者たちの熱意が感じられます。
情報の発信
今回のプログラムを経て、参加者の体験は動画にまとめられ、WEB上で公開される予定です。これにより、全ての人がこの学びの機会を享受できるようにします。具体的には「離島のミライ発掘隊解説動画」と「学びのしおり」が作成される予定です。
参加情報
このイベントは、熊本県内の小学6年生を対象にしたもので、参加費は無料です。具体的な開催日程は2025年11月22日(土)から24日(月・祝)で、すでに応募は締切っていますが、参加者は15名限定です。
団体の活動について
この取り組みを主催する一般社団法人くまもと海のミライは、熊本県の海の魅力を伝える役割を担っており、海と共生する社会を目指しています。このイベントを通じて、次世代に海の大切さを伝え、持続可能な未来を作り出すことが期待されています。
最後に
参加する子どもたちが、海の美しさやその大切さを理解し、未来へとつなげていくための歩みが始まります。「離島のミライ発掘隊」によって、生きた知識と経験が得られることを期待してやみません。彼らの学びが、地域の未来、そして日本の海の未来へとつながっていくことを願っています。