子どもたちが本に親しみを持ち、楽しく読書を学ぶことを目的に、株式会社Yondemyが運営するオンライン習い事『ヨンデミー』が、西日本読書感想画コンクールと初のコラボレーションを実施しました。これは、九州・山口各県学校図書館協議会と西日本新聞社が主催する「第69回西日本読書感想画コンクール」において、指定された21冊の図書に対応した紹介動画を提供するものです。
この動画は子どもたちが各書籍のあらすじや見どころを楽しく学び、自分に合った本を見つけやすくすることを目的にしています。読書感想画への意欲を高め、読書をより楽しくする手助けをすることが狙いです。例えば、動画内では本の難易度が「ヨンデミーレベル」として表示され、子どもたちが自身のレベルに合った本を選ぶための目安となるのです。
背景
Yondemyは「日本中の子どもに豊かな読書体験を届ける」という使命を持っています。オンラインでの新たな読書教育プログラムを通じて、AIを活用し、ひとりひとりに合わせた最適なレベルの本を推薦。これにより、読解力や表現力を育てる機会を提供しています。
読書感想画は、子どもたちが本を読み、その感情や思考を絵に表現することで、さらに深い読書体験を提供します。しかし、実際には「どの本を読んだらいいか分からない」や「読書が苦手で手を出せない」といった声も多くあります。そこで、このコラボレーションを通じて「読書感想画」をただの課題にするのではなく、物語の世界を楽しみながら自由に表現する体験を提案しているのです。
指定図書紹介動画の特徴
新たに制作された紹介動画は、小学生から中学生向けに設計されています。子どもたちは、物語の世界観を体感しながら「この本、読みたい!」と思う気持ちを引き出されるよう、工夫が凝らされています。動画は以下のような特性を持っています。
- - 難易度の明示化: 各動画には「ヨンデミーレベル」が表示され、難易度を一目で確認できます。子どもたちは自分の読書スキルに基づいて本を選択できます。
- - 楽しいあらすじ紹介: あらすじや見どころを簡潔に紹介し、読書に対する興味を喚起する工夫がなされています。
- - 理解力の向上: 物語の感覚を深めることで、子どもたちは理解を深めつつ読後の感想画にも良い影響を及ぼします。
西日本読書感想画コンクールとは
このコンクールは、読書を楽しむ意欲を高め、豊かな感性や想像力を育むために設けられた催しです。今年で69回目を迎え、前回は約30万点の作品が応募され、盛況を博しました。このイベントは、子どもたちが本を読み、自身の思いを絵に表す機会を提供する非常に意義深いものです。
ヨンデミーレベルの説明
この独自の評価指標は、子どもたちが読書を楽しむための難易度を示しています。高いレベルの本は難解さを示し、子ども一人ひとりの読書スキルに合った本を推奨する仕組みを持っています。これにより、子どもたちの読書体験は更に豊かになります。
会社概要
株式会社Yondemyは、2020年に設立され、オンラインで楽しく読書習慣を身につけることを支援するサービスを展開しています。個々に適した読書の機会を提供しながら、読書が一生を通じての習い事として根付くことを目指しています。URLは
こちら。
このユニークな取り組みにより、子どもたちが楽しく、幅広く本を読む体験が促されることを期待しています。これからもYondemyは、読書習慣を広げる活動を続けていきます。