山形県最上地域で、昭和20年以前から伝わる伝統的な野菜や旬の味覚を楽しむ「2026最上伝承野菜うまいものフェア」が、11月16日から始まります。このイベントは、最上地域で古くから栽培されている「最上伝承野菜」と、その周辺の豊富な農畜産物を広める目的で企画されました。地元の自然環境が育む高品質な食材を活かし、観光を促進しながら、県内の他地域との交流も図る方法として注目を集めています。
フェアは2026年12月31日まで開催され、参加店舗には地元の飲食店、菓子店、ベーカリー、物産館、産直等が含まれています。計33店舗が参加し、最上伝承野菜を活かした料理や、農畜産物の販売が行われる予定です。さらに、参加店で商品券などが当たるスタンプラリーも実施され、訪れる人々に嬉しい体験を提供します。
特に注目なのは、11月16日から20日までの5日間、最上総合支庁食堂「千起」で提供される新しい水稲の新品種「ゆきまんてん」を使った定食と塩むすび。この新米は、来年度に本格デビューを予定しており、その味わいをいち早く体験できる貴重な機会です。
また、県立図書館と新庄市立図書館では、伝承野菜に関する書籍の展示も行われ、最上伝承野菜の魅力を多角的に紹介します。県立図書館では10月31日から12月25日まで、新庄市立図書館では11月中旬から12月下旬までの期間に展示が行われます。
さらに、毎月第4日曜日に開催される「にちよん朝市」でも、11月22日にはPRブースを出展します。これは最上地域の農産物に興味を持ってもらう絶好のチャンスです。
この取り組みは、最上伝承野菜推進協議会が主催し、最上地域の林業振興協議会と農業・畜産振興協議会の協賛を受けて進められています。最上伝承野菜の中には、自家採種され続けている伝統的な品種も含まれ、現在33品目が認定されています。この地域の食文化がどれほど根付いているかを知る良い機会となるでしょう。
また、最上地域の旬の食材情報を網羅した「Mogami Food Catalog」も発行されています。このカタログには、最上伝承野菜の一覧や旬の時期、問い合わせ先が掲載されており、県内外の食材業者にとっても貴重な情報源となります。特に2026年秋・冬号では、入手できる最上伝承野菜に特化した内容となっており、広く活用されることが期待されます。
最上伝承野菜の魅力を知り、自らの味覚でその美味しさを堪能していただくため、ぜひ「最上伝承野菜うまいものフェア」に参加し、地域の食文化を体験してみてください。その食の魅力が、あなたを新たな発見へと導くことでしょう。