新しい終活の形
2025-12-11 15:51:53

親子で語るエンディングノートから始まる新しい終活の形

家族での対話が生む新たな「終活」の形



家族の絆を深める活動がますます重要視されています。特に、終活や相続の話題は避けがちなテーマですが、AGE technologiesが主催する「終活は“めし”からはじまるプロジェクト」は、家庭で自然に話し合えるきっかけを提供しています。この活動の背後には、家庭の食卓がもたらす温かさと、会話の中での本音の共有という願いがあります。

プロジェクトの背景



日本では、終活や相続の話題は重く感じることが多く、なかなか話しづらいものです。しかし、親しい家族が食卓を囲む時間は、リラックスした対話が生まれやすい場です。このプロジェクトは、「話したいけれど踏み出せない」と感じる家族を支援し、日常の中で自然に対話できる場を作り出そうとしています。

実施概要



このプロジェクトは、2025年11月28日に開催され、50代の母親と20代の子供の親子が参加しました。ディナースタイルで行われ、過去の思い出から現在の生活、そして将来の目標までをテーマにして、親子の対話を促しました。

参加者の声と対話の進行



モデレーターの提案を受け、参加者は初めて相続についての印象を語ります。

モデレーター:相続についてどのように感じていますか?

子供:正直、自分には関係ないことだと思っていました。


会話を重ねる中で、母親は子供の成長や、相続時の悩みを共有します。しかし、驚きなのは、母親が子供に負担を掛けたくないという真剣な思いを初めて表現したことです。

お母さま:実は引き継がせたくない。子供たちには同じような思いをさせたくないから、私の代で解決したい。


変化の兆しと新たな理解



親の率直な意見は、息子にとって新たな気づきとなりました。相続は遠い未来のことではなく、今から考え始めるべき重要なテーマであることを理解し始めたのです。

アンケートから見える成果



イベント後のアンケートでは、参加者全員が高い満足度を示しました。相続についての意識が変わったという声が多く寄せられました。特に、母親が実家のことを語ることができたことは、参加者にとって大きな一歩であるとされています。

子供の声:相続が身近なことだと感じた。

母の声:子供と実家のことをしっかり話せてよかった。


まとめ



このプロジェクトは、相続をめぐる会話が「どう残すか」ではなく「どう残さないか」を考える機会を提供しました。貴重な家族の対話が、自然に生まれる瞬間を設け、心の距離を縮める手助けをしています。AGE technologiesは今後も、「家族終活」という新しい形の提供を続けていく方針です。家族が一緒に未来を見つめ、対話を重ねることで、新たな理解と絆を深めていくことができるのです。


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会社情報

会社名
株式会社AGE technologies
住所
東京都新宿区西新宿7-3-4アソルティ西新宿2階
電話番号

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