内部不正対策の重要性とその対策方法
昨今、企業におけるセキュリティ対策には、サイバー攻撃だけでなく、内部不正への対応が求められています。特に、情報セキュリティ専門機関IPAが発表した2024年の「情報セキュリティ10大脅威」では、内部不正による情報漏えいが3位にランクインしており、9年連続でのランクインはその深刻性を物語っています。内部不正が発生すると、企業は大きな損失を被る可能性があるため、その対策は今や必須とされています。
内部不正の難しさと検知のハードル
内部不正の特性として、正当な権限を持つ従業員や元従業員によって引き起こされるため、外部からの攻撃に比べて不正行為を検知することが難しいという点が挙げられます。無断での顧客情報の持ち出しや情報の削除といった行為が行われるケースが増えてきており、これらの対策が求められています。
その中でも、最近注目を浴びているのが「UEBA(User and Entity Behavior Analytics)」というセキュリティソリューションです。これは、ユーザーの通常の行動を元に異常なアクティビティを自動で検知するもので、内部脅威の早期発見に非常に有効です。とはいえ、導入にかかるコストが高いことや、必要なリソースが整わない企業も多く、その運用が難しい場合もあります。
リーズナブルな内部不正対策の提案
こうした中で、より手頃な投資で内部不正対策を行う方法はないのでしょうか。本ウェビナーは「高額な内部不正対策ソリューションの導入が難しい」と考えている企業の方々に向けて開催されます。具体的には、既存の資産を活かした内部不正対策を提案します。
特に注目したいのが、端末の操作ログを記録して活用する方法です。具体的には、Sky社が提供する「SKYSEA Client View」と、SIEM機能をマルチテナント型で提供する「Sumo Logic」を組み合わせることで、内部不正の検知を実現しようというアプローチです。また、ユーザーの異常行動を検知した後の通知や調査を含む「マネージドセキュリティサービス(MSS)」を組み合わせたパッケージソリューションも提案される予定です。
このウェビナーでは、実際のデモを交えながら、ユーザーが操作ログを有効に活用し、不正を発見・防止する方法について詳しく解説します。もし「高額なソリューションに代わる方法を探している」または「既存の製品を有効に活用したい」とお考えの方は、ぜひ参加をご検討ください。
今後の取り組み
マジセミは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを計画しています。過去のセミナーの資料やその他の募集中のセミナー情報については、ぜひ公式サイトをご覧ください。
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