平野紗季子の新作
2025-07-02 11:25:53

平野紗季子エッセイ集『ショートケーキは背中から』が続々重版!

エッセイ集『ショートケーキは背中から』の魅力とは



フードエッセイストとして知られる平野紗季子さんの最新作『ショートケーキは背中から』が、6刷を迎えたことをお知らせします。著者初のテキストメインのエッセイ集である本書は、昨年8月に初めて刊行され、瞬く間に反響を呼びました。このエッセイ集は、食を通じて人々の心に寄り添う作品として、多くの読者に愛されています。

平野紗季子さんといえば、平成生まれの食文化を牽引する存在。代表作『生まれた時からアルデンテ』から10年が経った今、彼女の言葉にはさらに深みが増しています。『ショートケーキは背中から』では、著者自身の実体験や思索をもとに、食べることの喜びや時には悲しみを描き出しつつ、人生における食の重要性を訴えています。

著者がこの書を通して伝えたかったのは、「ごはんは裏切らない」という強いメッセージです。平野さんは本書の中で、数々の「味」の思い出を語り、その中には喜びや優しさ、時には辛さや孤独も含まれています。しかし、どんな味も彼女にとっては愛おしいものであり、記憶につながる大切な要素なのです。食べ物が持つ力を再認識することができる一冊となっています。

さらに、今回は平野さんが運営する菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」の第一号店が東京駅にオープン。おいしさだけでなく、魅力的なパッケージデザインでも大人気となり、訪れた人々の間で大行列を成すほどの賑わいを見せています。SNS上でも多くの反響が寄せられ、平野紗季子さんの存在感がますます増しています。

著者自身の言葉からもその想いが伝わります。「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」このような食に対する純粋な探求心が、本書には詰まっています。平野さんが20年間かけて築いた「食」の結論とも言える、その内容には圧巻です。

そして、ポッドキャスト「味な副音声」の書籍化の話題も注目を集めています。『おいしくって、ありがとう』というタイトルで、平野さんが重視する食文化の大切さをさらに多くの人々に届ける機会となりました。このように彼女の活動は多岐にわたり、ますます広がりを見せています。

本書『ショートケーキは背中から』は、食による心の成長や、普段の生活での小さな幸福を見つけるための良いガイドとなることでしょう。食に興味がある方、または平野紗季子さんに触れてみたい方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。読者を新しい食の世界へと誘うこのエッセイ集からは、心温まるメッセージが溢れています。


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