大和ハウス工業の地域共生への挑戦
大和ハウス工業株式会社とその子会社である大和ハウスプロパティマネジメントは、全国に展開する物流施設「DPL」を舞台に、大規模な地域共生活動を開始しました。この取り組みの名は、「DPL地域つながるプロジェクト」。
このプロジェクトが立ち上がった背景には、地域住民の安全・安心を守るため、災害時の避難場所としての役割も担うという物流施設の特性があります。実際に、大和ハウス工業は特定の自治体と協定を結び、「DPL」が地域住民にとっての避難所として機能するよう努めています。
先日、2025年5月17日には、「DPL流山Ⅳ」で防災イベント「ソナエル防災in流山」が開催されました。当日は、地域の住民約50名が参加し、避難体験や最新技術を用いた防災シミュレーションに挑戦しました。特に、VR(拡張現実)やAR(仮想現実)技術を使用した体験は、多くの参加者に新たな気づきをもたらしました。これにより、災害時の「DPL流山Ⅳ」の利用方法を学ぶ重要な機会となりました。
プロジェクトでは、今後も防災イベントだけでなく、地域のフェスタやスポーツイベント、さらには職場見学を予定しており、住民にとっての親しみやすさを追求します。
具体的なイベントスケジュール
今後の主な予定としては、
- - 2025年5月31日:マルシェ「FUKAGAWA MARCHE」(DPL江東深川)
- - 2025年7月:COCOLAN鉢植え体験(DPL久喜宮代)
- - 2025年8月:ロジフェス江東深川「4thアニバーサリーフェス」
- - 2025年9月:「モルック・ロジフェスカップ」(DPL久喜宮代)
- - 2025年12月:クリスマスイベント(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか)
- - 2026年2月:マルシェ開催(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか)
各イベントにおいては、地域住民とのつながりを深める取り組みが盛りだくさんです。
地域のみんなの声
防災イベントに参加した地域住民からは、次のような声が寄せられています。 For example:
- - 「自家用車での避難体験ができ、実際の避難所の使い方を学ぶことができました。」(50代)
- - 「VRを使った体験で、地震のリアルな揺れを感じ、備えが大切だと感じた。」(50代)
- - 「普段は入れない物流施設の内部を見ることができ、不安が解消されました。」(60代)
地域に密着した活動を進めることで、「DPL」が単なる物流施設ではなく、地域コミュニティの中心としての役割を果たすことが期待されています。
「DPL地域つながるプロジェクト」は、地域の活性化だけでなく、安全・安心の確保にも寄与することを目指しています。今後の展開から目が離せません。