柴田夫妻の物語
2025-11-10 16:35:49

自由なライフスタイルを追求する柴田夫妻の物語と「日暮里ゼミナール」

自由なライフスタイルを追求する柴田夫妻の物語



「日暮里ゼミナール」第30弾ゲストとして登場したのは、東京・用賀の人気店「fuwariの秘密基地」の店主、柴田邦雄さんと佳菜子さんご夫妻です。この番組は、様々なキャリアやカルチャーを学ぶラジオとして、株式会社ラムが運営しています。収録は今回、特別にお二人の店舗で行われました。

出会いとキャリアの始まり



邦雄さんと佳菜子さんは、共にトゥモローランドのショップスタッフとして出会い、その後、人生のパートナーとしてだけでなくビジネスパートナーにもなりました。邦雄さんは東京都出身で、東京藝術大学に進学しましたが、実際には美術に対して強い情熱があったわけではなく、むしろ「人と違うこと」を求めての選択だったと言います。卒業後は、周囲が大学院を選ぶ中で、自らの道を模索し、トゥモローランドに入社しました。

一方、佳菜子さんは宮城県石巻市の出身です。ご両親が公務員で忙しかったため、祖母と過ごす時間が多く、そこで裁縫に親しみました。小学生の頃には、男子からのからかいや体型のコンプレックスからファッションに目覚め、県内のファッション専門学校で販売を学びました。その後、彼女も東京に上京し、様々なブランドでの経験を経てトゥモローランドへと進みました。

東日本大震災と転機



二人の人生に大きな転機をもたらしたのが、2011年の東日本大震災です。佳菜子さんは友人を失うなど、地元が壊滅的な打撃を受けたことで、自分の道について深く考えるようになりました。そんな中、邦雄さんも自分自身を見つめ直しており、二人は自然とビジネスを共にするようになりました。佳菜子さんが始めていた副業を手伝ったことで、その才能に惹かれた邦雄さんは、彼女からの誘いで起業の道へと進むことを決意します。

「fuwariの秘密基地」誕生の背景



2017年、二人はキッチンカー「fuwari」を開業し、地元・石巻の魅力を広める活動を開始しました。そして、2019年には店舗「fuwariの秘密基地」を用賀にオープンしました。夏はかき氷、冬はクレープと季節ごとに変わるメニューで、訪れる人々に喜ばれています。

このお店の開店にあたり、資金がない苦しい時期が続きましたが、家計を切り詰めることによって ``お金を目的にしない仕事のスタイル`` を見つけ出しました。お金よりも、自分たちのペースで楽しむ生活を重視するようになってから、ファンが増えていきました。

未来への展望



ラジオ配信で語られた内容の中で、彼らは今後の展望にも触れていました。飲食業にとどまらず、ファッションアイテムの買い付けなど新たな挑戦を模索しています。特に、アパレルの経験を活かしながら国内外で視野を広げた活動を展開する意欲に溢れています。

まとめ



今回の「日暮里ゼミナール」は、柴田夫妻の歩みとそのビジネスの成り立ちを知る良い機会となりました。彼らの言葉からは、自分らしい幸せの形を見つけることの大切さが感じられます。リスナーの皆さんも、ぜひこの機会に彼らのストーリーに触れてみてはいかがでしょうか。前編は2025年10月31日から配信され、後編は11月14日からの予定です。興味のある方は、ぜひラジオ配信をご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ラム
住所
東京都荒川区
電話番号

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