サイバーセキュリティ強化!FFRI yaraiが最新バージョン3.2を発表
最近、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業や組織はその対応に頭を悩ませています。特に、マルウェアを介した攻撃の増加により、侵入後の検知と調査に重点を置いたEDR製品の需要が高まっています。しかし、これらの製品を導入しても、専門知識を持つ人材が不足しているため、導入後の運用が難しいとの声が寄せられています。
このようなニーズに応えるため、株式会社FFRIは最新のエンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」Version 3.2を発表しました。
この新しいバージョンは、特にセキュリティ運用の強化を目的としており、SOCなどの専門組織を有しない企業や、高度な専門知識を必要とする人材が不在な環境においても、強力なセキュリティを提供します。新たな「防御」に重きを置いた設計になっており、攻撃者の先読みを目指したプロアクティブな機能が搭載されています。
FFRI yarai Version 3.2の主な機能
本バージョンでは、以下のような新しい機能が追加されています。
1.
検知・保護エンジンの強化
- Javaマルウェア対策を強化
- DDE(ダイナミックデータエクスチェンジ)を利用した攻撃への対応
- HTMLヘルプファイルを悪用した攻撃の対策
- 認証情報を狙うマルウェアに対する防御を強化
- ディープラーニングを駆使した独自検出ロジックの採用
- サンドボックスエンジンのパフォーマンス向上
2.
EDR機能の搭載
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Hunting機能: 脅威情報を用いて、組織内に脅威が存在するかを検査し、レポートを生成します。
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Response機能: 脅威が発見された場合、マルウェアを駆除し、端末を隔離します。
これらの機能により、FFRI yaraiはより高いセキュリティ性能を実現しています。特に、EDR機能が費用なしで標準搭載されたことにより、企業のインシデントレスポンス能力が格段に向上しました。
未来の展望
FFRIは、今回のアップデートを皮切りに、更なる機能追加を計画しています。2019年には、脅威情報の収集や検索の自動化も実装する予定です。
FFRIは、サイバーセキュリティの第一線で研究開発を続けており、今後も日々進化するサイバー攻撃手法に対抗する製品を提供し続けます。
FFRIについて
株式会社FFRIは2007年に設立され、日本のサイバーセキュリティ分野において、世界的なレベルでの研究を行っています。毎年、新技術と知見を発表し、国際的にも高い評価を受けています。主力製品の「FFRI yarai」は、日本国内のエンドポイント型標的型攻撃対策市場でNo.1を誇ります。
詳しくは、
FFRIの公式サイトをご覧ください。