husが提案する手編みの祭典「カル」
手編みの楽しさを集結させたイベント「カル」が、プロデュースを手掛けるJul Knittingの運営する手編みショップhusから目を引きます。このイベントは、編み物を愛する仲間と共に楽しむことを目的にし、世界中で広く受け入れられています。
カルとは?
カルは「knitting(crochet)along」の略称で、みんなで同じテーマに沿って編み物を進めていく素敵なコミュニティイベントです。そのため、一人ではなく仲間と共に楽しむスタイルが特徴的。進捗を共有し合い、完成に向けたワクワク感を共感できるのも魅力です。
このカルには多様なスタイルがあります。具体的には、以下の5種類が主に存在します。
1.
KAL(Knit Along): 棒針編みをみんなで楽しむ。
2.
CAL(Crochet Along): かぎ針編みを共有する。
3.
SAL(Spin Along): 紡ぎを楽しむ仲間が集まる場。
4.
KCAL(Knit and Crochet Along): 編み物全般がテーマ。
5.
MKAL(Mystery KAL): 手法が秘密で、少しずつ進めていく楽しみがあります。
SNSでの参加者は、特定のハッシュタグを使って進捗を報告し合い、仲間との結びつきを深めています。例えば、#年越しKALや#棒針モチーフKALなどがその例です。
世界との繋がりの中で
「カル」の概念は、海外のイベントにおいて特に高い知名度があります。ベテランデザイナーのStephen West氏が主催した#westknitsmkal2023もその一つ。SNS上ではこれを手がけた作業が5,660件以上のハッシュタグを生み出し、日本を含む多くの参加者が共に楽しんでいます。動画視聴回数も8.7万回を超え、人気の高さを物語っています。
日本でも徐々にカルイベントは広がりを見せていますが、全体としてはまだ発展途上の感があります。国内での代表的なイベントとして、amirisuが主催した#amirisumysterykal2023が挙げられ、こちらも1,200件以上のハッシュタグを持つ人気のカルです。
husカルフェスティバルの魅力
そんな中で、手編みのお店hus:が開催する「husカルフェスティバル」は、多種多様なカルを同時に体験できるワクワクの場となっています。音楽フェスのように多様な形式を持ち、参加者は自分の興味に応じたカルに参加可能。ただの観客ではなく、共に編む仲間として体験できるのが大きな魅力です。
現在、複数の面白いカルがそれぞれの期間で行われています。
- - メリアス編みのざっくりセーター(主催: husスタッフmoko): 10/25〜11/26
- - テリアで編むお花模様のバッグ(主催: 編み物作家macaroni): 10/25〜11/15
- - ミモザ模様のセーター(主催: husアンバサダーaiko): 11/1〜1/14
- - アーガイル模様のペアマフラー(主催: YouTuber inuknitting): 11/1〜12/15
- - アニーのプレイスマット / ブランケット(主催: husスタッフyu): 11/5〜1/8
- - BigRovieで編むニットベスト(主催: husアンバサダーkathy): 11/1〜1/14
このように、楽しみ方は無限大で、どのカルに参加するか選ぶだけでもワクワク感を味わえる企画となっています。
また、husは特別な「Let's 編み物祭り2023」を開催中で、期間中にお買い物をした方への特典も用意されています。これは編み物を始める絶好のチャンス!
詳しい情報は公式サイトやInstagramで確認できます。手編みの世界に新たな感動を求め、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。楽しみながら、共に手編みの時間を過ごす仲間が増えることを願っています。