キングスユースマンスリーレポート8月号
バスケットボール界の注目を集めるキングスユースチームの8月の活動をお伝えします。キングスU18は「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」の全日程を無敗で終え、南地区1位に輝きました。新たに就任した浜口炎ヘッドコーチの指導のもと、オフェンスに焦点を当てたプレースタイルの習得にも取り組んでいます。また、U15は全国大会予選に向けた準備を進めています。それぞれの選手の成長を続ける彼らの姿を詳しくご紹介します。
U18の挑戦と勝利
8月2日と3日の沖縄サントリーアリーナでは、キングスU18が「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」で香川ファイブアローズU18、広島ドラゴンフライズU18、佐賀バルーナーズU18と対戦し、見事に全勝を収めました。これにより、彼らは「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」への出場権を獲得しました。
新たに指揮を執った浜口ヘッドコーチは、選手たちの成長を実感しています。「南地区1位になれたのは、選手たちが前任の指導をしっかりと表現できたからです。私が来てからは、ボールの動かし方に重きを置いています。それによって選手たちが自信を持ってプレーできるようになっています」と語りました。
特に、#13のジェレマイヤ選手は、チームプレーの流動性が向上していると実感しています。「バックカットやピックアンドロールでスムーズに連携できているのは、最近取り組んできた成果です。もっと3ポイントシュートの精度を上げなければならないという課題もありますが、確実に進歩しています」とコメントしています。
選手たちの成長は、個々のトレーニングや試合の経験を通じて実現されています。浜口ヘッドコーチと選手たちの関係性も深まっていく中、これからの大会に向けて一丸となって挑戦しています。
U15の育成と準備
一方、キングスU15も9月からの「Jr. ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」に向け、着実に力をつけています。夏休みを利用して、オンラインプラクティスを行い、バスケットボールのIQを高める取り組みが進められました。先輩たちの試合映像を見ながら、選手はそれぞれの課題を考え、自身のスキルの向上に努めています。
末広ヘッドコーチは「自分で考えることがバスケットボールIQの向上につながっています。選手たちが目指しているプレーヤー像が次第に見えてきています」と語っています。選手たち一人ひとりも、自分の役割とテーマを持って練習に励んでいます。
例えば、砂川選手は「声掛けが少ないことが課題なので、メンバー全員を意識して引っ張っていきたいです」と意気込みを語り、また新里選手は「自分のプレーを通じて存在感を示し、流れを変えるプレーヤーになりたい」と抱負を述べています。
総括
キングスU18とU15は、それぞれ目標に向かって厳しい練習や試合を重ね、大きな成長を遂げています。選手たちが相互に切磋琢磨し、進化を続ける姿に、多くの期待が寄せられています。これからの大会に向けて、選手たちへの応援をぜひよろしくお願いいたします。