国産初のEVバス「エルガEV」が埼玉に登場！脱炭素社会へ向けた一歩

国際興業が導入した国産初のEVバス「エルガEV」

国際興業株式会社は、さいたま市で新たに国産初のBEV大型路線バス「エルガEV」を導入しました。この車両は、いすゞ自動車によって製造され、埼玉県内で初の営業運行を果たします。導入に関する運行開始予定日は2025年5月で、さいたま市の各路線での活用が期待されています。

環境に優しい新技術の導入

「エルガEV」は、モーター走行を採用することで走行中のCO2排出をゼロにします。加えて、車両内部はフルフラット設計となっているため、段差がなく、乗降時の事故リスクが低減されています。この設計は、利用者にとっての快適性を実現し、より多くの人々が公共交通機関を利用するきっかけとなるでしょう。

急速充電インフラの整備

また、今回の導入に合わせて、国際興業は株式会社パワーエックスと連携し、EVバス専用の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger Pro」を設置しました。この充電器は最大出力150kW（ブーストモード）を誇り、2台同時に充電が可能です。充電システムは358kWhの蓄電容量を持ち、これは約30世帯分の1日の電力使用量に相当します。

脱炭素化へ向けた取り組み

国際興業は、今後も全国のバス事業者との連携を深め、EVバスや充電器の運用ノウハウを共有し、公共交通機関の脱炭素化に貢献する方針です。政府の「2050年カーボンニュートラル」目標にも寄与することを目指し、電動車の導入を進め料ていく意向を示しています。

まとめ：持続可能な未来に向けた第一歩

この新しいEVバスの導入は、埼玉県内のみならず、日本全体における持続可能な交通インフラの普及に向けた重要なステップと捉えられます。環境への配慮が一層求められる現代において、国際興業の取り組みは、多くの市民にとっての福利と、より良い未来をもたらすものとなることでしょう。是非、今後の運行にご注目ください。