高知産ゆずの美味しさを楽しむファミマ新商品発表

ファミリーマートが高知県産のゆずを原材料にしたアイスバー「とろける食感ぎゅっとゆず」を2025年7月29日に全国約16,300店で発売することを発表しました。このアイスは、ゆずの新鮮な果汁を11%使用し、食感を楽しむためのゆずピールが入った2層仕立てです。爽やかな香りと濃厚な味わいが特徴で、毎年人気を博しています。なお、パッケージには高知県のプロモーションロゴ「高知家」がデザインされており、地域の魅力を伝える工夫がされています。さらに同日、高知県産のゆずを使用した「ゆずクリーム大福」と「蒸し鶏の冷しぶっかけうどん」も地域限定で発売されます。

現在、高知県は日本一のゆずの生産地でありながら、生産者不足や後継者問題が深刻です。高齢化と作業の厳しさが影響している中、ファミリーマートは地域との連携を通じて持続可能な果実生産の支援に取り組んでいます。2018年からは、プライベートブランド「ファミマル」として果実アイスバーシリーズを展開し、2023年からは「産地と、コンビに、」シリーズを開始しました。このシリーズは、生産者とともに考えた製品で、地域おこしにもつながる重要な取り組みです。

発売に先立ち、ファミリーマートは高知県のゆず農家を訪問し、地元の小中学生とも交流。アイスの試食を通じて、多くの生徒たちが「口に入れた瞬間にとろける」「香りが良い」といった感想を述べました。生産者の努力と貴重な意見が商品開発に反映されており、地域とのつながりが強化されています。

製品情報として、「とろける食感ぎゅっとゆず」は184円（税込198円）で、アイスのパッケージは高知県の魅力を伝えるデザイン。一方、ゆずクリーム大福は139円（税込150円）、蒸し鶏の冷しぶっかけうどんは445円（税込480円）で提供されます。地域限定商品は中国・四国地方の約1,170店舗で購入できるため、訪れた際はぜひ試してみてください。

ファミリーマートは、今後も全国各地の生産地と連携し、旬のフルーツを使った商品を展開していく方針です。生産者と消費者とのつながりを大切にしながら、地域の特色を活かした商品開発に力を入れていきます。ファミリーマートの新商品と地域の生産者の思いをぜひ味わってみてください。公式YouTubeチャンネルやHPでも商品情報を発信しており、さらなる関心を呼び起こすことでしょう。