コウノトリサミット開催
2025-10-21 11:58:53

持続可能な農業でコウノトリを守るー全国コウノトリサミットが豊岡市で開催

持続可能な農業でコウノトリを守る



2025年11月22日、兵庫県豊岡市の出石永楽館で「全国コウノトリサミット」が開催されることが決定しました。このサミットは、コウノトリの野生復帰から20年を祝うと共に、コウノトリと共生する持続可能な農業をテーマにしています。

サミットの狙い


サミットは、栃木県小山市や福井県越前市と共同で開催され、農業や自治体関係者が集まり、それぞれの地域での成果や今後の展望を共有します。このイベントは「みどりGXラボ」というコンソーシアムによる特別企画で、持続可能な食と農を実現するために設立されました。参加は無料で、会場とオンラインのいずれかから申込みが可能です。

開催概要


  • - 日時: 2025年11月22日(土)13:30~16:00(開場13:00)
  • - 会場: 出石永楽館(兵庫県豊岡市出石町柳17-2)
  • - 交通案内: 出石永楽館の公式サイト
  • - 開催形式: ハイブリッド(会場&オンライン)
  • - 対象: 農業関係者や自治体、企業、研究者、学生、消費者など
  • - 司会: 農ジャーナリストの小谷あゆみ氏

参加者には、地元JAたじまが生産した「コウノトリ育むお米」2合がプレゼントされる特典も!締切は、会場参加が11月17日、オンラインが11月21日正午となっています。

プログラム内容


基調報告


「いのち育む田んぼの20年」という主題のもと、コウノトリの復活に向けた取り組みが振り返られます。豊岡市ではコウノトリの生息できる環境作りに力を入れ、農薬使用の抑制や水田の水張りなど、「コウノトリ育む農法」を実践してきた実績が紹介されます。

パネルディスカッション


「翼がつなぐ持続可能な農業」がテーマのパネルディスカッションでは、コウノトリがもたらした変化や地域の生物多様性について議論します。参加者からは、コウノトリとの共生を目指す農業の取り組みや、地域の課題解決における役割について意見が交わされる予定です。

豊岡市の魅力


豊岡市はコウノトリの保護活動においてリアルな成功例です。1965年からコウノトリを人工飼育し、2005年に野生放鳥を実施しました。その結果、現在では全国に繁殖地域が広がっており、コウノトリを守るための農業が更に活発に行われています。サミットが開催される出石永楽館も、明治時代からの歴史を持ち、地域の文化と深く結びついています。

みどりGXラボとは


「みどりGXラボ」は、気候変動への対応と持続可能な農業推進を目的に、日本農業新聞が2024年に設立したコンソーシアムです。農家、自治体、企業、研究者、消費者など多様な主体が参画し、月に一度のオンラインセミナーや情報の発信を行い、持続可能な食と農をテーマにした活動を続けています。

このサミットは、持続可能な農業の未来について考える重要な機会となるでしょう。ぜひ多くの方の参加をお待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社日本農業新聞
住所
東京都台東区秋葉原2番3号
電話番号

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