Datorama、米VCライトスピードから3200万ドルの資金調達を実施
Datoramaの成長と新たな資金調達の背景
2023年9月12日、ニューヨークに拠点を置くマーケティング・アナリティクス企業Datoramaが、米国のベンチャーキャピタルであるライトスピード・ベンチャー・パートナーズから、シリーズCラウンドで3,200万ドル(約32億6,400万円)を調達したことを発表しました。この資金調達は、Datoramaにとって重要な一歩であり、特に人工知能(AI)関連の研究開発に資金を振り向ける方向で進められています。
Datoramaは、機械学習機能を実装している企業として知られており、AIのさらなる進展を目指して取り組みを進めています。この資金はグローバルなビジネス展開やカスタマーサービスの強化、さらには優秀な人材の採用を後押しするものとなります。
企業活動と実績
Datoramaのマーケティング統合エンジンは、すでに何千ものブランドや数百の広告代理店、テクノロジー企業に利用されており、ロレアル、Foursquare、Yahoo! Japan、Godaddyなどの大手企業がその導入企業に名を連ねています。最近、Datoramaの依頼を受けたフォレスター・コンサルティングは、エンタープライズ・カスタマー1社につき980万ドルの経済価値をDatoramaが提供していることを報告しました。さらに、2016年にはガートナーによってデータ・ドリブンマーケティング分野のクールベンダーとして選出され、2015年にはデロイト・イスラエルの急成長中企業50にも選ばれるなど、その成長が評価されています。
CEOのコメント
Datoramaの共同創業者でありCEOのラン・サリグ氏は、「今回の資金調達はDatoramaにとって決定的な瞬間です。マーケティング・テクノロジー市場が非常に複雑になっている中で、我々の成功を誇りに思いますが、現在に満足するつもりはありません。今後の進化を楽しみにしています」と意気込みを語りました。
パートナーたちの期待
ライトスピード・ベンチャー・パートナーズのパートナーであるデビッド・グサルスキー氏は、「Datoramaは急速に成長する企業であり、マーケティング・テクノロジーの分野で揺るぎない地位を確立すると確信しています」と期待を寄せています。これに対し、マーカーLLCのリック・スカンロン氏も、「Datoramaのプラットフォームは非常に印象的であり、その成長を見守るのが楽しみ」とコメントしました。
Datoramaの技術力
Datoramaのマーケティング統合エンジンは、データがサイロ化しがちなマーケティング部門が持つ複雑なデータを迅速に統合できます。増え続ける広告やマーケティング、CRMテクノロジーのランドスケープは、マーケティング・テクノロジーを拡大させ、企業がオンライン・オフラインを問わずデータを統合することに挑戦を与えています。Datoramaは、AIを駆使したマーケティング統合エンジンによって、その煩雑な課題に寄与します。
多様な機能
このプラットフォームは、データモデリング、キャンペーンマネジメントツール、データ可視化、リアルタイムデータ分析といった多機能を備え、ビジネスユーザーが簡単に利用できる構成になっています。Datoramaは全ての規模の企業や広告代理店、パブリッシャーに役立つソリューションを提供しており、データ駆動型マーケティング環境で必要な迅速な実行を支える役割を果たしています。
今後、Datoramaがもたらす変革に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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Datorama Japan株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル4階
- 電話番号
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03-5542-1445