株式会社STONE.BがJSECURITYなどから出資を受け新たな成長へ

株式会社STONE.B、出資の発表

2025年8月27日、株式会社STONE.B（以下、STONE.B）は、自社が運営するアーティスト向けワンストッププラットフォーム「mahocast」に関し、株式会社JSECURITY、株式会社GENDA Capital、Z Venture Capital株式会社（ZVC）、および株式会社JIRAN JAPANから出資を受けたことを発表しました。投資金額と持分比率は公開されていませんが、これはSTONE.Bの成長を目指す重要なステップです。

mahocastの特長

STONE.Bは、アーティストのイベント企画、制作、運営、さらにはチケットやグッズの販売、ファンクラブの運営までを網羅する一体型のサービスを提供しています。これにより、アーティスト活動における様々なニーズに応えることができ、今後は日韓両国のアーティスト間の相互支援を進め、グローバルなプラットフォームとしてさらなる発展を目指す方針です。

出資を行った企業は、K-POP市場のグローバルな成長に触れ、「日本国内のスタートアップがこの分野に効果的に参入するのは容易ではない」と指摘。その上で、STONE.Bの強みとして、企画段階から提案できる能力と、アーティスト活動の全工程を一貫して提供できる点を挙げています。これにより、日韓両国のアーティストの活動を支援する新たな専門商社型のポジションが築かれると期待されています。

日本アーティストの海外進出

最近、K-POPだけでなく、日本のアーティストも韓国および海外市場への進出が高まる中、STONE.Bは両国のIPを繋ぐハブとしての役割を果たす意向です。K-POPやJ-POPの国際的な人気を背景に、アーティストの海外進出支援やグローバルツアーの開催が見込まれています。投資企業は、コンソーシアムとして全面的支援を約束しています。

安全なチケッティング環境へ

さらに、出資により、JSECURITYが「mahocast」のチケットサービスのセキュリティ強化を担うこととなり、安全で信頼性の高いチケッティング環境の実現が期待されています。また、JIRANグループは韓国ネットワークを活用し、日韓市場におけるSTONE.Bの事業拡大のサポートを提供します。

グローバルファンとの連携

STONE.Bは今後、日本国内での公演の海外マーケティングを強化し、単なるチケット販売にとどまらず、グローバルなファンとの繋がりを強化するプレイガイドとしての役割を果たすことを目指しています。この体制によって、日本の公演がアジアや海外ファンに同時にリーチできる仕組みを構築し、アーティスト、ファン、投資家の三者全てが利益を享受できる環境を整えていく予定です。

共同モデルの検討

加えて、今回の出資を機に、投資企業との共同モデルについても段階的に検討していくとしています。このことで、投資家ネットワークとSTONE.Bの運営ノウハウが融合し、IPビジネスに新たな機会を創出し、グローバル市場での事業基盤をさらに強化する計画です。

これからのSTONE.Bの展開から目が離せません！