TIS、脆弱性管理クラウド「yamory」を活用した新サービスを発表

近年のサイバー攻撃の増加とともに、企業のセキュリティ対策がますます重要視されています。TIS株式会社（本社：東京都新宿区）は、新たに脆弱性管理クラウド「yamory」を導入し、2025年9月25日から「OSS利活用環境向け脆弱性管理サービス」を提供することを発表しました。このサービスは、アシュアード株式会社が運営する「yamory」を中核に据え、企業のセキュリティガバナンスの強化を目指します。

yamoryとは

「yamory（ヤモリー）」は、ITシステムの脆弱性を自動的に検知し、管理、対策を行うためのクラウドサービスです。インフラからアプリケーションに至るまで、広範囲にわたる脆弱性管理を実現し、特にソフトウェアのSBOM（Software Bill of Materials）対応も行える点が特徴です。これにより、企業はサイバーリスクに効果的に対処し、セキュリティ戦略を強化することが可能になります。

TISの新サービスについて

TISが提供する「OSS利活用環境向け脆弱性管理サービス」は、脆弱性を一元的に可視化し管理することで、インシデント発生時の初動対応を迅速化することを目指しています。このサービスは、単なる管理ツールに留まらず、自動化された運用プロセスの設計や、実践的な運用支援を通じて、企業のセキュリティ体制を強固なものにすることを目的としています。また、TISはこの新サービスにより、ユーザーが直面する脆弱性の可視化や対応策の提供を一手に行います。

パートナーシップの重要性

この新たなパートナーシップは、単にサービスを提供するだけでなく、TISとアシュアード株式会社の互恵的な関係を深めるものとなります。両社は今後も協力を進め、セキュリティ業界における強力な連携ネットワークを築き上げていきます。yamoryは、複雑化するITシステムに対して、誰もが標準的な対策を取れるようなセキュリティの羅針盤となることを目指しています。

企業の取り組みと展望

アシュアード株式会社は、「信頼で、未知を拓く。」というミッションのもと、さまざまなセキュリティ支援サービスを展開しています。特に、脆弱性管理クラウド「yamory」は、ITシステムの脆弱性を効果的に管理できるため、多くの企業にとって重要なツールとなっています。また、Visionalグループの一員として、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進にも積極的に取り組んでいます。

このように、新たに始まるTISとアシュアードの協力関係は、企業が直面するセキュリティの課題に対し、より強力な解決策を提供することを期待されており、今後の動向に注目が集まっています。

詳細な情報については、こちらをご覧ください。また、yamoryの公式サイトも要チェックです。

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