新卒人材採用を強化！誠勝奈良支店が5箇年ビジョンを刷新

株式会社誠勝、奈良支店での新たな雇用ビジョン

株式会社誠勝は、2024年2月16日、奈良支店における「司書・学芸員雇用に関する5箇年ビジョン」の方針を大幅に更新したことを発表しました。このリニューアルにより、同社は新卒人材の採用を強化し、「人文・社会科学の専門性を持つ大学生・大学院生」と幅広い対象者を求めています。

新しい方針の特徴

誠勝は新たな計画に基づき、2025年4月に人文・社会科学系の学部・研究科出身者の新卒者2名を採用し、2028年度には累計20〜30名の雇用を目指す方針です。これにより、同社は専門性を生かした人材の定着を図り、デジタルアーカイブのさらなる発展を目指します。

リニューアルの背景と意義

文部科学省は、このたび人文学や社会科学分野におけるデジタル化を推進する新たな施策を立ち上げ、2030年までにデジタルライブラリーの導入を予定しています。この背景において、誠勝はデジタルアーカイブ関連事業を展開していますが、人文・社会科学系の修士課程や博士課程を修了した人材の就職率が他分野に比べて低下している現状を受けて、この新たな雇用ビジョンを策定したのです。

内定式と今後の展望

2024年10月2日には、奈良県立図書情報館にて内定式を実施する予定で、新卒者に対し内定辞令を交付します。また、2026年には新卒採用ページを公開し、更なる人材採用の促進を目指します。特に人文・社会科学の専門性を持つ候補者の採用を重視しており、未来のデジタルアーカイブ事業に貢献する人材の育成を図っています。

株式会社誠勝の概要

誠勝は「文化を継承するアメーバを創る」というミッションの下、デジタルアーカイブの構築や利活用に特化した専門集団です。設立以来、5,000社を超える企業や団体との取引を行い、「ITとデジタルアーカイブ」によって人々の生活を豊かにする活動を続けています。

本社は東京都新宿区にあり、奈良支店は奈良市に位置しています。誠勝はまた、プライバシーマークの認証を取得し、個人情報の保護にも取り組んでいます。今後も誠勝は人材育成に努め、デジタルアーカイブ分野でのリーダーシップを発揮することでしょう。