カネヨ石鹸のクレンザー「カネヨン」新ボトルに環境配慮型素材を採用

カネヨ石鹸が「カネヨン」の新ボトルに選んだLIMEX Pelletについて

カネヨ石鹸株式会社のクレンザー「カネヨン」が、環境に優しい素材である「LIMEX Pellet」を採用した新しいボトルで登場します。この取り組みは、環境配慮が求められる今の時代に対応した革新的な進化を遂げた結果として、多くのユーザーに新たな選択肢を提供します。

「カネヨン」とはカネヨ石鹸の誕生

「カネヨン」は、1933年にカネヨ石鹸が手がけ始めたクレンザーです。1971年には日本初の液体クレンザーとして販売され、その後、優れた洗浄力と研磨力で多くの家庭に愛され続けています。このクレンザーは、特に頑固な汚れをしっかり落とすとして、キッチンの必需品となっています。

2021年には、発売から50年を迎え、カネヨ石鹸は歴史を振り返りつつ新しい進化を模索しました。それが、環境に優しいボトルの採用です。

LIMEX Pelletとは何か

「LIMEX Pellet」は、株式会社TBMが開発した環境配慮型の素材です。この素材は炭酸カルシウムなどの無機物を主成分としており、プラスチックの使用量を大幅に削減できる特長があります。具体的には、従来のプラスチック製ボトルと比較して、約31%のプラスチック使用量削減が見込まれています。また、温室効果ガスの排出量も約14%削減することが可能です。

この新しいボトルの採用経緯として、カネヨ石鹸はTBMとソーダニッカ株式会社との連携により「カネヨン」の進化を実現しました。これにより、環境性能と経済的メリットの両方を高めることが可能となりました。

2024年からの販売

新しい「カネヨン」は、2024年9月より店頭での販売が始まります。初年度の生産目標は100万本で、今後は他の商品にもこのLIMEX Pelletの素材を広げていく計画です。TBMは引き続き、国内外でのLIMEX製ボトルの普及に努める方針です。

環境への取り組み

カネヨ石鹸のこの新ボトル採用は、ただの商品改良にとどまらず、企業全体としての環境への取り組みを強化する一環と言えます。持続可能な未来を見据えた事業展開が求められている中、企業が自らの製品を進化させることは非常に重要です。採用されたLIMEX Pellet素材は、その成分によってマットな質感を実現し、見た目にも美しいボトルに仕上がっています。