ハイラクトでファッション革命
2021-12-02 11:00:12
ハイケムの新素材「ハイラクト」がサステナブルファッションを切り開く
ハイケム社の新素材「ハイラクト」発表会が開催
2023年10月、ハイケム株式会社が主催した「ハイラクト™発表会」が盛況のうちに行われました。このイベントには、モデルのトラウデン直美さん、ラランドのサーヤさん、ニシダさんが参加し、ハイラクトで作られた衣装を披露しました。
ハイラクトの目指すサステナブルファッション
発表会は、ハイケムサステナベーション本部の副本部長、高裕一氏のオープニングスピーチから始まりました。彼は、「大量生産・大量消費・大量廃棄」というファッション業界の現状を問題視し、ハイラクトを通じて環境に優しい素材革命を促進することに意気込みをかけました。
特に、高氏は生分解性プラスチックの重要性に触れ、ライフスタイルと環境の調和を図ったサステナブルファッションを実現するための道筋を示しました。
バイオプラスチックの未来
続いて、大阪大学工学研究科の宇山浩教授がバイオプラスチックについての講演を行いました。彼は、海洋生分解性バイオプラスチックの開発プラットフォームについて詳しく説明し、実用化を目指した新たな商品、例えばスプーンの開発事例を紹介しました。これにより、ハイラクトの開発が進むことで、環境問題に対する新しい解決策が実現する可能性について強調されました。
ハイラクトの性能に驚く
発表会の後半では、トラウデンさん、サーヤさん、ニシダさんがハイラクト素材の衣装を着用して登場。トラウデンさんはその着心地を絶賛し、「普段使いに最適」とコメントしました。一方、ニシダさんは、分解が進んだ状態のTシャツを触り、「植物が朽ち果てていくような感じが頼りない」と感想を述べ、この新素材のユニークな特性に感心していました。
サーヤさんも「Tシャツが短期間で土に還るなんて」と、その環境への配慮に驚きを示しました。これにより、ハイラクト素材がサステナブルファッションの需要にしっかりと応えることができることを印象付けました。
ハイラクトの特長と企業情報
新素材「ハイラクト」は、PLA(ポリ乳酸)を基にした生分解性プラスチックで、一定条件下で微生物によって分解され、環境に優しい特性を持っています。また、これにより求められる再利用性と持続可能性の両立が図られています。
具体的には、ハイケム株式会社は東京都港区に本社を構えており、幅広い生分解性材料分野での事業を展開しています。また、提携先である小野莫大小工業有限会社も東京都江東区に位置し、繊維業界の発展に寄与する重要な役割を果たしています。
この発表会を通じて、ハイラクトが持つ可能性とサステナブルファッションの未来について、多くの人々の関心が喚起されました。今後の展開がますます楽しみです。
会社情報
- 会社名
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ハイケム株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1丁目3番1号東京虎ノ門グローバルスクエア11階
- 電話番号
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