鹿屋市と共に戦跡を描くイラストデジタルマップの公開が決定

鹿屋市とStrolyが共に作り上げた戦跡の記憶

日本の歴史の中で、戦争は決して忘れてはならない出来事です。特に太平洋戦争に関連する歴史を振り返ることは、次世代へその教訓を伝えていくために重要です。そんな思いを抱え、株式会社Strolyが鹿児島県鹿屋市と手を組んで「鹿屋戦跡アーカイブマップ」を2025年8月8日（金）に公開します。このデジタルマップは、歴史だけでなく、現在の鹿屋をも感じさせるビジュアルが特徴です。

忘れてはいけない戦争の記憶

鹿屋市が2025年を「忘れてはならない、戦争の記憶を振り返り、語り継ぐ1年」と位置づけ、様々なプロジェクトを進めた結果、このイラストデジタルマップの制作が実現しました。このマップでは、地域に存在する戦跡を背景に、歴史的な情報を結びつけることで、訪れる人々に現在と過去の鹿屋を同時に体験してもらうことが目的です。

表現と情報の融合

「鹿屋戦争アーカイブマップ」は、慶応大学の安藤広道教授による研究に基づいています。イラストを用いて、戦時中の様子を描写し、視覚的に理解しやすくしています。さらに、Strolyのスポット情報機能を活用し、鹿屋市制作の「永遠の平和を願って―戦争体験談集―」に収められた体験談も「エピソード」として挿入。これにより、戦跡を巡る中で実際に何があったのかを知ることができるのです。

便利な機能が盛りだくさん

このマップは単なる戦跡のアーカイブに留まりません。GPSと連動して自己位置を表示でき、観光スポットやグルメ情報、お土産店も網羅しています。特に海外からの観光客に向けては英語での多言語対応も行われており、観光マップとしての機能も充実しています。そのため、鹿屋市を訪れる人々にとって便利で楽しめる情報源となるでしょう。

Strolyの強み

Strolyが提案するイラストデジタルマップの特長として、「マップ」×「アーカイブ」の組み合わせがあります。マップ内の情報を表示・非表示にできる柔軟さがあり、時期によって異なるニーズに応じて調整できます。また、イラストとGPSの連動により、現在の位置を視覚的に把握しやすくし、鹿屋の魅力を伝えます。

効率的な運用

運営側には、管理画面が充実しているため、リアルタイムに情報を更新可能です。移動経路のヒートマップや時間帯別の利用者数も視覚化できるため、観光ルートを最適化し、それによって訪れる人々にとって快適な体験を提供する施策が実現されます。

おわりに

鹿屋市の歴史を理解するための「鹿屋戦跡アーカイブマップ」は、単に観光情報を提供するだけでなく、次世代にその歴史を伝え、思いを馳せるための大切な手段となります。株式会社Strolyの取り組みを通じて、鹿屋市の戦跡が新たな形で記憶され、語り継がれていくことを期待します。日本各地の観光が楽しめる『Stroly』で、ぜひこのマップを体験してみてください。

鹿屋戦跡アーカイブマップの詳細はこちらからご確認ください。