モースマイクロの新プラットフォーム
2024-12-02 09:46:34

モースマイクロが新たなIoT開発プラットフォームを発表!

モースマイクロが画期的なIoTプラットフォームを発表



オーストラリアのシドニーに本社を構えるモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.)が、2024年12月2日に全く新しいIoT開発プラットフォームとなるMM6108-EKH05を発表しました。このプラットフォームはWi-Fi HaLowテクノロジーを基にした評価キットで、幅広い業界のIoTソリューションに対応しています。

スマートデバイスから産業用まで



MM6108-EKH05は、最大32.5Mbpsのデータ転送速度を誇るサブGHz帯でプログラマブルな開発キットであり、スマートホームデバイスから産業用オートメーションシステムまで様々なアプリケーションに広く利用されることが期待されています。特に、このキットは電力効率が優れているため、エネルギー消費を抑えつつ高性能なIoTソリューションを実現します。

主な特長の紹介



この評価キットの魅力は多岐にわたります。まず、Wi-Fi HaLowによる接続は長距離かつ低消費電力のワイヤレス通信を実現。さらに、STM32U585という低消費電力のマイクロコントローラ(MCU)を搭載し、さまざまなセンサーも統合されています。

評価キットの主な特長には以下が含まれます:
  • - エネルギー効率に優れた書き込み:動作中の電力消費を最小限に抑える設計。
  • - 統合センサー:温度、湿度、加速度の各センサーを内蔵し、IoTアプリケーションの拡張性を強化。
  • - デバッグ機能:STLinkV3プログラマを装備し、開発プロセスを効率化。
  • - 多様な電源オプション:USB、バッテリー、外部電源のいずれにも対応。
  • - WPA3セキュリティ:最新のセキュリティプロトコルを採用し、安心して利用できる環境を提供。

また、STMCubeIDEと互換性のあるCMSIS-packソフトウェアにより、市場投入までの時間を短縮することが可能です。これにより、開発者はIoT製品の開発コストを削減しながら、革新的なアイデアを迅速に実現できるようになります。

モースマイクロのビジョン



モースマイクロの創業者でありCEOのマイケル・デニル氏は、「私たちはこの評価キットが、IoT開発者にとって真の支援となることを心から願っている」と述べています。「MM6108-EKH05は、Wi-Fi HaLowの低消費電力と長距離通信の利点を活かし、急速に変化するIoT市場のニーズに応えるための重要な製品です」と自信を持って語りました。

購入情報と今後の展望



現在、MM6108-EKH05はMouserで販売されており、開発者はこの評価キットを通じてWi-Fi HaLow技術にスムーズにアクセスできます。プロトタイピングを簡素化するために、ハードウェア、ソフトウェア、SDK、技術資料が一式揃っているため、すぐに開発に着手できます。IoTソリューションのニーズが高まる中で、モースマイクロは関連事業においても強い影響を与えることが期待されます。

次世代の無線接続ソリューションを提供するモースマイクロのWi-Fi HaLowポートフォリオは、IoTの未来に欠かせない存在となるでしょう。各種IoTアプリケーションの長距離通信と低消費電力という課題に対して、同社はその解決策を提供し続けます。詳細については、モースマイクロの公式サイトを訪れてください。


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会社情報

会社名
Morse Micro PTY. LTD.
住所
Level 8, 10-14 Waterloo Street Surry Hills, NSW 2010
電話番号

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