エクイニクスがムンバイに新たなデータセンター「MB3」を開設
2026年4月8日、グローバルなデジタルインフラ企業として名を馳せるエクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、インドのムンバイにおいて新しいInternational Business Exchange(IBX®)データセンター「MB3」を正式に開設しました。これはムンバイにおける同社の4つ目の拠点となり、当市最大級のデータセンターとされています。
MB3の特長と役割
MB3データセンターは、AIやクラウドの導入に向けたインフラのニーズに応えるために設計され、特に液体冷却機能を備えています。このテクノロジーは、ハイパフォーマンスなワークロードやハイブリッドマルチクラウド展開を効率的にサポートし、企業のデジタルサービスの安全で効率的な拡張を可能にします。
このデータセンターは、9,500万米ドル以上の初期投資を経て、1,370キャビネットの収容能力を持ち、最大で5,475キャビネットまで拡張可能です。こうした設計により、エネルギー効率が高く、回復力のあるデジタルインフラを提供します。
デジタル経済への影響
MB3の開設は、インド国内におけるデジタルサービスの急速な拡大を背景に行われました。インドのデジタル経済は、AadhaarやUPI、ONDCなどのデジタル公共インフラ(DPI)の発展により、2027年から2028年にかけて1兆米ドル規模に達する見込みです。企業は、データのローカライゼーションや機密情報の管理に関して、より高い要件に応える必要があります。
MB3は、Equinix Fabric®を介し、プライベート相互接続やクラウドサービスへのダイレクト接続を提供し、企業がデジタルサービスを拡充する助けとなります。
企業の声
マハラシュトラ州のデベンドラ・ファドナビス州首相は、同センターの開設を強く歓迎し、地域におけるデジタルインフラ強化の重要性を強調しました。また、エクイニクスは、インドで3億6,500万米ドル以上の投資を行い、これにより全国におけるデジタルインフラの発展に寄与しています。
MB3は、既存のムンバイのキャンパスおよびチェンナイの新データセンター「CN1」と相互接続されており、顧客がインド全土のデジタルエコシステムにシームレスにアクセスできるよう作られています。これにより、企業は特定のニーズに応じた柔軟なハイブリッドマルチクラウド体制を築くことができます。
エコロジーへの配慮
MB3は運営において100%再生可能エネルギーの利用を実現し、エクイニクス全体の目標である2030年までに全事業での再生可能エネルギー利用率100%に貢献しています。特に、CleanMaxとの契約に基づく太陽光発電プロジェクトが注目されており、年約4,140万キロワット時のクリーンエネルギーを生産し、環境への配慮を具体化しています。
未来への展望
インドにおけるデジタルトランスフォーメーションの進展にともない、エクイニクスは今後も積極的にインフラストラクチャの拡張を行い、企業のニーズに応えていく決意を示しています。MB3の設立は、デジタルエコシステムの今後の発展を支える重要なステップとなることでしょう。エクイニクスのリーダーシップと技術的な優位性が、インドのみならず世界のデジタルインフラの発展に寄与することが期待されます。