地域の魅力を引き出す新会社設立で地元ブランディングを強化

地域の力を引き出す新たな挑戦

合同会社quod（以下、quod）は、地域の文化を活かし、物件開発とPRに特化した二つの新会社「株式会社土と風」と「株式会社 PR TEAM」を設立しました。これは、quodが掲げる“ローカルプレイスブランディング”の理念を深め、地域に密着した実践的な取り組みを展開するための第一歩です。

新たな子会社の役割

株式会社土と風

土と風は、地域文化の活用を通して物件開発や地域経営のサポートを行う専業会社です。この会社は、代表の飯塚洋史がリードし、物件企画や運営、地域計画、ファイナンスなど広範な専門性を提供します。本社は富山県富山市に位置し、長野、静岡、兵庫、福岡に拠点を設けています。土と風は、地域に根ざした長期的な取り組みを行い、地域のアイデンティティを築くことを目指します。

株式会社 PR TEAM

一方、PR TEAMはコミュニケーションデザインと情報発信に特化し、中川雅俊が代表を務めます。市場リサーチやコンテンツ制作を手がけ、首都圏の大企業や中核都市との連携を強化していく狙いです。拠点は神戸と福岡に設置され、PRを通じて地域産業の可能性を引き出します。PR TEAMは「情報の発信力」を活かし、より多くの人々に地域の魅力を届けます。

地域に根ざしたアプローチ

quodが目指すのは、地域の一員として関わり続けることと、高い専門性を活かして価値を提供することの両立です。地域ごとに異なる課題やニーズに対応し、スモールチームで切り口を見出すPR TEAMと、地域文化を基にした物件開発を行う土と風の連携は、今後の地域の活性化に大きく寄与すると期待されています。

それぞれのビジョン

土と風の代表メッセージ

「地域文化」を次世代に繋ぐことを旗印に掲げ、飯塚は「土地に宿る価値を掘り起こし、地域文化としてつないでいく」と述べています。彼の言葉には、地域の歴史や文化がいかに貴重であるかを理解し、それを次の世代に伝える決意が読み取れます。コミュニティの力を結集し、新たな経済の仕組みを生み出すことを目指しています。

PR TEAMの代表メッセージ

中川は、PRを通じて新たな関係性を生み出すことの重要性を強調します。彼は、日本の商品の魅力や技術がきちんと社会に浸透し、地域産業の可能性を広げることが重要だと訴えています。そのために、強力な情報発信やアウトプットが不可欠であるとし、PR TEAMの柔軟なアプローチに自信を見せています。

地域に新しい風をもたらす貢献

quodの新しい試みは、地域の人々に誇りや愛着をもたらすことを期待されています。それぞれのプロジェクトが、地域にとっての希望であり、新たな成長の基盤となるでしょう。地域に根ざした魅力的なブランディングが、これからの未来を切り拓く一助となることを願っています。以上が、合同会社quodによる地域ブランディングの新しい展開についての概要です。