チャイルドシート利用法
2025-08-14 12:22:17

長期休暇におけるチャイルドシート利用の重要性と注意点

長期休暇におけるチャイルドシート利用の重要性と注意点



長期休暇のシーズンが到来し、多くの家族が外出や旅行を計画しています。そんな時、車での移動が増える中で特に注意が必要なのが、子供の安全です。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)大阪支部では、チャイルドシートの正しい使用についてしっかりとした認識を持つことを呼びかけています。

チャイルドシートの利用状況



昨年、JAFと警察庁が実施した「チャイルドシート使用状況全国調査」の結果、大阪府のチャイルドシート使用率は66.6%と、全国平均の78.2%を大きく下回っていることが明らかになりました。この数字は実に多くの家庭が、子供の安全対策をおざなりにしていることを示しています。

特に、子供の年齢が上がるにつれて、チャイルドシートの使用率は著しく低下しています。道路交通法では、6歳未満の子供に対するチャイルドシートの着用が義務付けられているものの、JAFでは身長150㎝までの子供にもチャイルドシートの使用を推奨しています。これは、6歳以上の子供でも体格に応じてシートベルトが正しく機能しない場合があるからです。

正しい装着とその重要性



チャイルドシートを正しく装着することも、子供の安全を確保するためには欠かせません。調査によると、正しく装着されているチャイルドシートは69.8%で、ミスユースが30.2%という結果となりました。特に多いミスユースは、腰ベルトの締めつけ不足です。これを改善するためには、体重をかけてシートを沈み込ませつつ、シートベルトをしっかりと締めることが重要です。

また、車を普段利用しない家庭でも、チャイルドシートの準備は必須です。マイカーを所有していない場合でも、レンタルサービスを利用して安全なシートを用意しましょう。子供の体格にあったシートで、安心して車に乗れる環境を整えることが大切です。

安全対策は家族全員の責任



チャイルドシートの適切な使用は、単に法律に従うだけでなく、何よりも子供の命を守るための最善の方法です。家庭全体でチャイルドシートの重要性を再認識し、正しい使用方法や装着方法を学ぶことが求められます。

この長期休暇を機に、あなたの家族でもチャイルドシートの使用法を見直してみてください。安全で楽しいドライブを実現するために、子供たちの安全を最優先に考えることが、一番の対策です。

最後に、JAF大阪では今後も安全運転の啓発活動を続けていきます。ぜひ、定期的にチャイルドシートの使用状況を確認し、安全運転を心がけていきましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本自動車連盟
住所
東京都港区芝大門1-1-30日本自動車会館14階
電話番号
03-3578-2811

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