酒どころを旅する日本酒の魅力とは
2025年9月26日、イカロス出版から新刊『酒どころを旅する日本酒の味わいと物語を楽しむ』が発売される。この本は、日本酒に情熱を注ぐ人々に向けて書かれた、特別なガイドブックだ。著者は呑む文筆家で利酒師の山内聖子氏。彼女は全国各地の酒蔵を訪れ、厳選した57種類の日本酒を紹介している。
全国の蔵元を紹介
本書では、日本酒が育まれた土地についての情報だけでなく、酒造りへの情熱や蔵元の歴史も掘り下げている。蔵見学が可能な酒蔵や直接購入ができるところもリストアップされており、読者は実際に足を運ぶことができる。特に、山内氏が選ぶ57銘柄は、それぞれの酒の魅力を余すことなく伝えており、訪れる先々で新たな発見があることだろう。
対象読者
この本は以下のような方々にぴったりである。
- - 日本酒の愛好家
- - 蔵元の歴史や魅力に興味がある方
- - 酒蔵見学をしてみたい方
独自のエピソードと豊富な情報
著者の山内氏は、各蔵元についての個人的なエピソードも交えながら、それぞれの日本酒を詳しく紹介しているため、読み物としても楽しむことができる。加えて、蔵見学ができるかどうかや営業時間、アクセス情報も掲載されており、実際の訪問に役立つデータが満載だ。
本書の構成
本書の内容は多岐にわたり、以下のような章立てになっている。
- - 日本酒の楽しみ方
- - 全国銘酒マップ
- - 本書の使い方
各地の酒蔵をエリアごとに分かれて紹介しており、北海道から九州まで、じっくりと日本酒の魅力に浸ることができる。たとえば、北海道・東北エリアでは「上川大雪」や「冩樂」など、人気銘柄の紹介があり、各地域の特色も感じられる。
コラムセクション
さらに、本書には興味深いコラムも掲載されている。「日本酒の分類」や「杜氏の昔と今」など、日本酒について深く知るための情報が詰まっている。
著者 山内聖子について
著者である山内聖子氏は、1980年生まれで岩手県盛岡市出身。22歳で初めて飲んだ日本酒が彼女を酒の世界へ導き、その後、様々な媒体で日本酒について執筆を続けてきた。彼女の著書には、日本酒の書籍が多く、業界の第一線で活躍している。
書誌情報と価格
本書の仕様はA5判で、全160ページの内容が盛り込まれている。定価は2,200円(本体価格2,000円+税10%)で、ISBNも付けられている。興味のある方は、ぜひ手に取って、酒どころの旅を楽しんでみてほしい。
本書は日本酒のすばらしさを感じたい人々にとって必携の一冊となるだろう。私たちの知らない酒の魅力を再発見できるこのガイドブック。ぜひ、日本酒の旅に出かけてみてはいかがだろうか。