ディップが新サービス「スポットバイトル」を発表！アルバイトの待遇向上を目指す

ディップ株式会社が新たなバイトサービスを展開

ディップ株式会社は、2023年10月1日より新しいアルバイトサービス「スポットバイトル」を開始しました。このサービスは、日本初の「Good Job ボーナス」を搭載しており、スポットワークとしてのアルバイト市場が急成長している中で、より良い働き方を実現するための取り組みです。

スポットワークのニーズ拡大

近年、ダブルワークや家事の合間に働きたい人々が増えており、特に円安や物価の高騰によって家計が厳しくなっています。こうした背景から「空いた時間を有効に活用したい」というニーズが高まってきました。しかし、スポットワークの時給が低く、優秀な人材が評価されにくいという課題も浮き彫りになっています。

このような現状を踏まえ、ディップは「Good Job ボーナス」を導入し、労働者が十分な報酬を得られる環境を作り出そうとしています。このボーナスは、勤怠後に事業主が労働者を評価し、「Good」と評価されることで支給されます。これは、給与に上乗せされる形で支給されるため、アルバイトのモチベーション向上にもつながります。

「Good Job ボーナス」の具体的な仕組み

この取り組みは、企業が追加で負担することなく、質の高い労働者を確保する手助けをします。また、「Good」評価を受けなかった場合、その金額は企業負担の手数料から割り引かれる仕組みです。こうしたシステムにより、企業と労働者の双方にとって良い関係を築くことが可能です。

多様なニーズに応えるサービス

「スポットバイトル」の運営背景には、ディップのユーザーファーストの哲学があります。ユーザーはシフト作業やスポットワークの選択肢が増えることで、自分にあった働き方ができるようになります。実際にバイトルを利用する応募者の約3割が単発の仕事への参加を希望しており、特にシフトのバイトとスポットのバイトを組み合わせたいという要望が55%にも上ります。

豊富な顧客基盤

ディップは全国に35の営業拠点を持ち、2,000名以上の営業担当者が日々活動しています。これにより、120万件以上の求人情報を取り扱っており、52万件の掲載件数を誇る「バイトル」では、210職種もの選択肢が提供されています。こうした豊富な情報と顧客基盤を通じて、より良い求人情報を提供していくことが期待されています。

「Raise the Salary」キャンペーンの成果

ディップは2013年から「Raise the Salary」キャンペーンを推進しており、その成果として「バイトル」に掲載されるバイト求人の平均時給が年々上昇しています。新型コロナウイルスの影響があった2021年以降も、この取り組みは継続され、平均時給は過去2年で15％上昇しています。このキャンペーンは有期雇用労働者の待遇改善にも寄与しており、ディップが目指す公平な労働環境への取り組みが進んでいます。