フタユビナマケモノの赤ちゃん、ハーフバースデーおめでとう!
和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで、2024年8月28日に誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんが、2025年2月28日(金)にハーフバースデーを迎えます。この特別な日を記念して、様々なイベントが企画されています。
特別イベントの内容
1.
開園前の特別プレゼント
まず、イベントの目玉は飼育スタッフが手作りした遊具と、特別な離乳食プレートです。開園前の午前9時15分から9時30分の間、メディカルセンターにて、赤ちゃんに粗くつぶした野菜やペレットで「1/2」の文字を描いたプレートと、エターナルな「HAPPY 1/2 BIRTHDAY」のメッセージが刻まれた木製遊具をプレゼントします。これらの遊具は、1か月間にわたり展示されるので、来園者もその様子を見ることができます。
2.
飼育スタッフによるレクチャー
また、午後1時10分から1時20分にかけて、飼育スタッフによるフタユビナマケモノのレクチャーも実施。赤ちゃんにミルクや離乳食を与えながら、その成長や健康状態について情報を提供します。この機会に、赤ちゃんの可愛らしい姿を観察しつつ、専門的な知識を得ることができるのは、訪れる皆様にとって貴重な体験となるでしょう。
フタユビナマケモノの赤ちゃんの成長記録
この赤ちゃんは、現在ワイルドアニマルメディカルセンターで飼育されており、スタッフの細かいサポートを受けています。生まれたときの体重は640gでしたが、2月17日現在では2310gに成長しています。また、最初の離乳食を食べ始めたのは、誕生日から約10日後のことでした。
初めての日光浴や離乳食、体重が1,000gを超えた日のことも記録されており、毎あげられている食事はその健康状態に基づいて調整されています。赤ちゃんは、人工ミルクのほか、ソラマメやりんご、サル用のペレットなど多彩な食事を楽しんでいます。
フタユビナマケモノの魅力
フタユビナマケモノは南アメリカ北部の熱帯雨林に生息する動物で、独特な生活スタイルを持っています。彼らは主に木の葉や実を食べ、昼のほとんどの時間を木にぶら下がって過ごします。本園では、葉食性のサル用の固形飼料を中心に与えられています。特にその動きはどこかユーモラスで、訪れる人々を和ませることでしょう。
エコパークと未来について
アドベンチャーワールドは、SDGs(持続可能な開発目標)に則った運営を行い、環境問題に対する意識を高める取り組みをしています。このハーフバースデーイベントもその一環であり、すべての生命がより良い未来を享受できるよう願っています。来園者は、動物たちに触れ合うことができるだけでなく、そんな取り組みも体験する貴重な機会です。
ハーフバースデーという特別な日、フタユビナマケモノの赤ちゃんを祝うために、多くの方々のお越しをお待ちしております。