新たな静的サイト移行サービス「ホットケル」が登場
株式会社みらいスタジオは、静的サイトへの移行サービス「ホットケル」を新たに提供し始めました。これにより、WordPressやStudioで運営されている企業や団体のサイトが、デザインとURLをそのままに静的サイトに移行できるようになります。このサービスは特にPHPの脆弱性が懸念される中での推出です。
サービスの背景
2026年10月21日、PHPに重大な脆弱性が公表され、多くの企業は脆弱性への対応に追われています。同様の脆弱性はWordPress本体やプラグインをアップデートしても解消されないため、サーバー自体を更新する必要があります。特に、問い合わせ内容が外部に流出するリスクがあることから、企業のウェブサイトの安全性がさらに重要視されています。
多くの企業では、経理や広報の担当者がサイト管理を兼務することが多く、常に更新や脆弱性リスクに対処する余裕がないのが現実です。このような背景から、静的サイトへの移行が求められています。
ホットケルの特徴
「ホットケル」では、以下の3つの特徴を持っています。
1.
サイトを静的化: 現在のデザインとURLを維持したまま、PHPやデータベース、ログイン画面を排除し、HTML、CSS、画像のみをサーバーに配置します。これにより、PHPの脆弱性リスクを軽減します。
2.
暗号化された問い合わせフォーム「フウイン」: 訪問者がフォームを送信する際、ブラウザ内で内容が暗号化され、サーバーに保管されるのは暗号文のみです。これにより、万が一サーバーに侵入されても情報を守る構成となっています。
3.
SEO対策: 静的サイトにすることで、検索エンジンやAIが数値や文字を読み取りやすくなるように、構造化データやサイト案内を整えます。
提供プロセス
サービス開始は簡単で、まずはサイトのURLを送信することでスタートできます。その後、AIがサイトを診断し、移行の可否や見積もりを提供。移行後は実際にプレビュー確認を経て、ドメインを切り替えます。
実績紹介
先日、株式会社Jidoca Technologiesのサイトを移行しました。移行前後で速度の測定を行った結果、初期応答時間は398ミリ秒から44ミリ秒に短縮され、ユーザーのストレスを大幅に軽減しています。移行により、見た目に関する変化はほとんどなく、フウインによる新たなアプローチが採用されています。
料金プラン
- - プランA: 移行、暗号化フォーム、SEO対策を含む初期料金15万円〜、月額9,800円
- - プランB: 記事の更新機能を含み、月額24,800円
- - プランC: 監視と事故対応を含む個別見積もり
移行後の運用を円滑に進めるため、初期料金の詳細や追加オプションについても柔軟に対応しています。
代表取締役のコメント
兼城 駿一郎代表は、「企業や団体が自らの言葉で発信し続けることが大切だと考えている。複雑な構成を排除し、更新のたびに身構えなくて良い状態を作りたい」と語っています。
PHPの脆弱性は今後も懸念されるため、業界全体での対策が進められています。ホットケルによって、多くの企業が不安を減らし、安心してウェブサイトを運営できることを強く望んでいます。
会社概要
株式会社みらいスタジオは、2022年5月に設立され、ソフトウェア開発とスタートアップスタジオを本業とする会社です。ホットケルの開発においても、多くの技術者が参加しています。今後も制作会社とのパートナーシップを広げていく考えです。
詳細は公式サイトでご覧ください:
ホットケル