3D骨格診断の新体験
2022-09-14 10:00:03

SYMBOLが導入した新時代の購買体験「3D骨格診断」とは

新しい購買体験を提供する「3D骨格診断」



近年、アパレル業界では、消費者が自身の体型に合った商品を探すための診断サービスが注目を集めています。その中でもSYMBOLが提供する「3D骨格診断」は、より身近で手軽に利用できる新たな選択肢を提供します。

このサービスは、SYMBOLが開発した「BodyCapture Ⅱ」という3Dボディスキャナーを用いており、エストネーション有楽町店での実証実験として9月14日から開始されました。このシステムを使えば、数秒で全身のデータを収集し、診断結果をモバイル端末で確認できます。これにより、自宅にいながらも質の高いスタイリングサービスを受けることができるのです。

サービスの詳細



「3D骨格診断」では、ボディスキャンされたデータをもとに、利用者は自身の体型に合った商品を容易に見つけられるようになります。診断結果にはコーディネート提案も含まれており、店舗スタッフへのスタイリング相談も可能です。従来の診断サービスでは時間やコストが問題となっていましたが、SYMBOLのサービスは短時間で、そして低コストで提供されることが特徴です。

また、実店舗での体験は、顧客エンゲージメントの向上に寄与する重要な要素です。この体験を通じて、来店した顧客との接点を増やし、より豊かなコミュニケーションを促進します。コロナ禍による集客の減少に悩む店舗にとっては、大きな解決策となるでしょう。

実証実験の背景と意義



この実証実験の背景には、アパレル市場における骨格診断サービスの需要の高まりがあります。しかし、従来の手法では多くの時間と費用が必要であったため、SYMBOLは新しいデジタルソリューションを導入することを決定。この取り組みによって、リアルとデジタルの融合が進展すると期待されています。

参加企業のコメント



サザビーリーグの大田直輝氏は、この取り組みが顧客に対する課題解決のみならず、オフィスワーカーへの新しいサービス提供につながることを期待しています。また、三菱地所プロパティマネジメントの川端良三氏は、デジタルマーケティングの推進と、実店舗で体験できる価値の創造が重要になると述べています。

SYMBOLの代表取締役CEO今井賢一氏も、ボディスキャンによって得られるデータが消費者にどれほど魅力を提供するかを見極め、商業施設や店舗のアップデートに寄与することを目指しています。この実証実験が成功すれば、他の商業施設におけるボディスキャナーの導入を進める計画もあるようです。

今後の展開



SYMBOLは、顧客からのフィードバックを通じてサービスの改善を図り、より多くの店舗でパーソナライズされた買い物体験を提供できるよう努力していく方針です。また、この取り組みを通じて、リアルな場で新しい発見や出会いが生まれる仕組みを検証し、エリア全体の価値を向上させることを目指しています。未来のショッピングがどのように変わっていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社SYMBOL
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル2F
電話番号

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