新東通信の岸仲真が法政大学で特別講義
株式会社新東通信のエグゼクティブクリエイティブディレクター(ECD)である岸仲真が法政大学ビジネススクールにて特別講義を行いました。この講義は、急速に進化するテクノロジーと人口減少の中でのマーケティング戦略についての視点を学生に届けることを目的としています。講義では、「テクノロジー時代のITマーケティング『現場の実感』戦略」というテーマに沿って、マーケティングの最前線で得た知見を基にした重要な話題が展開されました。
テクノロジーの進化とマーケットの変化
岸仲氏は、日本のマーケットが人口減少のフェーズに突入していることを前提に、従来の「教科書的」な戦略では捉えきれない新たな動きについて語りました。彼の講義は、ITマーケティングの再定義、顧客獲得単価(CPA)の高騰、そしてAIの台頭という三つの視点から構成されていました。
ITの再定義と顧客接点の価値
最初に触れたのは「ITの再定義」です。現代においては、スマートフォンの普及により、リアルな出来事がデジタル体験として展開されるため、顧客との接点がこれまで以上に重要視されています。この変化に伴い、外部に向けたブランディングだけでなく、企業内部を固めるインナーブランディングの意義も高まっていると指摘しました。
競争激化とCPAの高騰
次に「CPAの高騰」に進みました。人口が減少し、市場が縮小する中でターゲティングを厳密に行うことが求められ、競争は一層激しくなっています。特に、AIを活用した顕在層へのアプローチに加え、未顧客層への新たなクリエイティブ戦略の必要性が強調されました。このため、企業は「Massive Transformative Purpose(MTP)」という広大な変革目的を持つことが求められています。
AIの時代における信頼性
最後に、AIの時代の到来について話しました。現在、検索のゼロクリック率が60%を超え、正確で信頼できる情報の発信が不可欠です。良質な情報資産をデジタル上に蓄積し、競争優位を得るための新たなコミュニケーション戦略が求められています。また、オウンドメディアやアーンドメディアの活用も提案され、これからの情報発信の方法が示されました。
学生たちの反響
講義終了後、学生たちからは温かいコメントが多数寄せられました。「最新のマーケティング動向が非常に興味深かった」「独自の思想を普遍的なメッセージに広げる考え方が印象的だった」「業界の一員として、深い洞察に基づいた実践的な内容が刺激になった」といった意見があり、岸仲氏の講義が多くの学生に刺激を与えていることが伺えました。
GINZA CREATIVOの取り組み
新東通信が展開する共創クリエイティブブティック「GINZA CREATIVO」は、銀座の文化を継承し発信することを目的としています。地域の商業施設や団体と連携し、さまざまな創造的取り組みを行っており、これからも街を盛り上げる活動を推進していく予定です。
まとめ
岸仲さんの講義は、マーケティングの未来を考える上で重要な知見を提供しました。今後、ますます進化を遂げるテクノロジーの中で、企業がどのようにこの変化に適応し、顧客と繋がる体験を提供していけるのか。これからが非常に楽しみです。