横浜のアニメ療法実験
2025-10-30 14:54:21

横浜で新たなメンタルケア「アニメ療法」の実証実験が開始

新たなメンタルケア「アニメ療法」の実証実験



横浜市立大学のCOI-NEXT拠点であるMinds1020Labと、大日本印刷株式会社(DNP)が共同で、「アニメ療法®」の実証実験を2025年10月1日から開始します。この新しいメンタルヘルスケアの手法は、生きづらさを抱える若者を対象にしたもので、アニメのキャラクターを活用したオンラインカウンセリングを通じて、参加者の生活の質(QOL:Quality Of Life)の向上を目指します。

Minds1020Labの目的


この実証実験を行うMinds1020Labは、大学や研究機関、企業、自治体、さらには市民団体などが連携し、未来の社会像を実現するための研究開発を推進する場です。ここでは、特に若者の心の課題に焦点を当て、心の問題に関する包括的な研究を進めています。具体的には、心理的レジリエンスを高めるサービスやコンテンツの開発を行い、対話型の情報基盤を構築しています。

アニメ療法とは


アニメ療法を提唱したパントー・フランチェスコ氏によると、この療法は「フィクションを通じて人間の葛藤や苦悩をリアルに描く作品を鑑賞することで、精神の治癒を促す」というものです。アニメ作品への深い没入と感情移入を通して、心理的な効果や自己変容が期待されるため、アニメという媒体は新しい形のメンタルケアとして注目されています。

DNPの役割


大日本印刷株式会社(DNP)は、2023年にアニメ療法に関する社内セミナーを契機にこの磨き上げられた療法の社会実装に向けて取り組みを始めました。Minds1020Labにも参加し、アニメ療法に基づいた社会的処方プログラムの開発を進行中です。DNPは、プロジェクトの一環として、オンラインカウンセリングの実証実験を設計し、オリジナルキャラクターの制作やカウンセリングシステムの設計を担当しています。

実証実験の詳細


このオンラインカウンセリングの実証実験は、2025年10月1日から2026年6月30日まで行われます。実験対象は18歳から29歳までの成人20名で、具体的な流れは以下の通りです。
  • - 参加者は事前に用意された全6種のオリジナルキャラクターの中から1つを選択し、そのキャラクターを通じてカウンセリングを受けます。
  • - 心理士は、自己のアバターであるキャラクターを介してカウンセリングを行います。
  • - カウンセリングの前後で、心理指標に基づく質問票に回答していただき、効果を測定します。

社会的処方の期待


この「アニメ療法」は、社会的処方としても注目されています。従来の医学的な治療だけでは解決しにくい「孤独感」や「生きがいの不足」といった問題に対抗する新たなアプローチとなります。地域のリソースを活用し、参加することで心の健康を促進することを目指しています。

参加者の募集


また、今回の実証実験に参加したい方には、詳細を記載した募集ページも用意されています。興味のある方は、必ず確認してみてください。なお募集は定員に達し次第終了する可能性もあるため、早めの応募をお勧めします。

募集ページはこちら

最後に


アニメ療法の実証実験は、エンターテインメントの手法を通じて新しい心のケアの可能性を示す大きな一歩となるでしょう。他にも多くのプロジェクトが進行中の中で、横浜からの新しい試みが注目されています。


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会社情報

会社名
横浜市立大学COI-NEXT拠点 Minds1020Lab
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらいオーシャンゲートみなとみらい 8F
電話番号

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