ロングビーチ市新賃貸住宅開発プロジェクト
2025年11月18日、カリフォルニア州ロングビーチ市に新たな賃貸住宅「Jefferson Portico」プロジェクトが始動しました。東京建物と住友林業が共同で展開するこの事業は、都市の魅力を活かした高品質な住空間を提供するものです。ロングビーチは、ロサンゼルス都市圏の南部に位置し、交通利便性や住環境の快適さが兼ね備えられた地域です。
本プロジェクトの概要
本プロジェクトの敷地面積は約6,394㎡、延床面積は約22,498㎡で、8階建てのポディウム構造となっています。1階と2階には商業施設が設けられ、3階以上は居住エリアとして使われます。居住スペースは、Studioから3Bedまで多様なプランを用意し、一人暮らしからファミリー層まで多くの方々に対応した設計となっています。
さらに、共用部も充実した内容になっています。フィットネスセンターやプール、サウナ、クラブハウスなど、生活の質を高める設備が整い、地域との差別化を図っています。また、コワーキングスペースやペットスパなど、さまざまなニーズに応じた施設が用意され、上質なライフスタイルを提供します。
ロングビーチ市の魅力
ロングビーチ市は、主要な高速道路710号線と405号線に近接しており、交通アクセスが良好です。ロサンゼルス国際空港までは車で約30分、ロングビーチ空港へは約12分でアクセス可能です。さらに徒歩約3分の距離にある5th St駅からは、ライトレールを利用してロサンゼルス市中心部へ直通で移動できます。周辺には飲食店や商業施設が揃い、ウォーカブルな環境も魅力の一つです。
最近、ロングビーチ市では数億ドル規模の再開発が進行しており、中心には観光名所であるロングビーチ水族館が位置しています。新市庁舎や再開発された公園、図書館などもあり、エリア全体の発展が期待されています。このように、ロングビーチ市は今後も商業施設、住宅供給、交通インフラ整備が進む地域で、雇用と経済成長を見込むことができます。
事業者の目指す未来
東京建物は、2030年に向けた長期ビジョン「次世代デベロッパーへ」の中で、海外事業の拡大を戦略の一つとして掲げています。米国市場では、豊富な実績を持つ現地パートナー企業と共に、今後もプロジェクトの拡充を目指す姿勢です。住友林業も、米国市場において賃貸用集合住宅の開発に力を入れており、今後の成長が期待されます。
結論
ロングビーチ市に誕生するこの新たな賃貸住宅プロジェクトは、上質な住環境と多彩な共用施設を提供することで、多様なライフスタイルに対応することを目指しています。地域の発展とともに、賃貸住宅市場に新たな風を吹き込むことでしょう。