キンドリルがイオンフィナンシャルのクラウド化を支援 - DX戦略の一環として進化するシステム基盤

キンドリルがイオンフィナンシャルサービスのクラウド化を推進



キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)は、イオンフィナンシャルサービス株式会社(以下、イオンフィナンシャル)が実施するシステムクラウド化を支援しています。このプロジェクトでは、2023年から約2年半の期間を通じて、アマゾン ウェブ サービス(AWS)やMicrosoft Azureといったクラウド環境を利用し、20以上の業務システムのクラウド上での稼働を実現しました。

イオンフィナンシャルサービスは「第二の創業」として、バリューチェーンの革新とネットワークの創造を掲げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を推進しています。その中心にあるのが、IT基盤の変革です。変化の速いビジネス環境に適応するために、新たにクラウド環境へと移行することで、システムのアジリティを向上させ、デジタルシフトを加速させることを目指しています。これにより、アプリケーション開発の柔軟性やコスト効率の高い基盤を実現することが期待されています。

キンドリルの支援により、クラウド基盤の構築とその後の基盤保守においても、標準化と自動化が進められました。特に、複数の業務システムを統一基盤へ移行する際には、再利用性の高さを重視しながら効率性と品質を兼ね備えたシステム設計が行われました。自動化ツールを駆使して設定やプロビジョニングが行われ、高い品質を維持しつつ作業効率が向上されました。

イオンフィナンシャルサービスの光石 博文 常務執行役員は、「小売りと金融の融合において、グループ全体で共有できるプラットフォームの構築が急務です。現在、100を超えるシステムのクラウドシフトを進めており、2028年の完全クラウド化を目指しています。キンドリルからの継続的な支援を期待しております」とコメントしています。

また、キンドリルの執行役員である倉本修平は、「イオンフィナンシャルサービス様の基盤改革を支援することができ、大変光栄です。長年にわたる専門技術とグローバルなネットワークを活かし、高品質なクラウドサービスを提供し続けます」と述べ、今後の支援の意義について触れました。

このように、キンドリルとイオンフィナンシャルサービスのパートナーシップは、ビジネスの変革を更に促進し、社会のニーズに応える重要な役割を果たしています。彼らの取り組みは、今後の金融業界、ひいては日本全体のデジタル化を加速させる大きな一手と言えるでしょう。

キンドリルの概要



キンドリルは、世界中の企業にエンタープライズ・テクノロジー・サービスを提供するリーディングプロバイダーです。60カ国以上で数千の企業に対し、アドバイザリー、インプリメンテーション、マネージドサービスを提供しています。複雑なITインフラの設計、構築、管理、モダナイズを行うことで、顧客のビジネスを支援しています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。

会社情報

会社名
キンドリルジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
電話番号
03-6737-0000

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