スペインの著名なワイナリー「マルケス・デ・リスカル」が、サステナビリティへの取り組みをさらに強化することを発表しました。具体的には、2025年5月以降にリニューアルされる「マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバ」と「マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバハーフ」のボトルから、約150年間続けられてきた真鍮製網がけを廃止することが決定されました。
この変更により、全世界合計で年間約14,000キロの真鍮製廃棄物削減が期待されています。サッポロビール株式会社はこの取り組みに賛同し、持続可能な社会の実現に向けて活動を続けていくと表明しています。
マルケス・デ・リスカルの社長は、「真鍮製網がけの廃止は、サステナビリティ目標の達成に近づくための大きな一歩です。環境への配慮は我々にとって非常に重要なテーマであり、今後もこの取り組みを進めていく」とコメントしています。また、このワイナリーは2018年から自社の畑で全て有機栽培の認証を受けており、リオハのワイナリーではクリーンエネルギーを推進するために太陽光発電パネルを多数設置しています。
「マルケス・デ・リスカル」は1862年にファーストビンテージを発表し以来、すべてのヴィンテージのワインがセラーに保管され、それは160年以上にわたります。高品質であることからスペイン王室にも愛されており、セラー内には国王専用のワインも保管されています。
さらに、同ワイナリーの敷地内には、有名な建築家フランク・ゲーリー氏が設計した5つ星ホテル「City of Wine」があり、リオハのシンボルとして多くの観光客に人気を博しています。
これまでの伝統を重んじるだけでなく、マルケス・デ・リスカルは革新を追求しながら、世界的な評価を高めています。これからも持続可能性への取り組みを進め、消費者や社会とのつながりを大切にしながら、さらなる進化を目指していくことでしょう。
購入を希望する方や質問がある方は、サッポロビールのお客様センターに連絡することができます。電話番号は0120-207-800です。
私たちは、環境保護と持続可能な社会への貢献を目指す「マルケス・デ・リスカル」の今後の展開に注目したいと思います。